カテゴリー別アーカイブ: 国際結婚

国際結婚業界の見通し(2021年9月2日加筆修正)

国際結婚業界の今後の見通しについて私の考えを述べたいと思います。

現地女性の紹介について

まず現地女性の紹介についてですが、現在東南アジアへの自由な渡航は不可であり、各社とも現地女性の紹介を見合わせている状態です。中には現地女性とのビデオチャットによるお見合いをしているところもあるようですが、コロナ禍が収まりそうもないこの状況下では東南アジア各国への自由な渡航は2022年の末までずれ込む可能性大であり、果たして一度結婚の約束をしても両人がそれを守れるのか、一度も顔を合わしていないのに配偶者ビザは下りるのかという疑問はあります。その点については当該各社にお問い合わせください。なおミャンマーへの自由な渡航は2023年にまでずれこむと私は見ています。

 

ますます困難になるベトナム人女性との結婚

というわけでしばらくこの業界、しばらくは在日女性を中心に回っていくと思われます。そしてその中心がベトナム……がしかし、最近そのベトナム人女性の国際結婚業界に激震が走りました。

コロナ禍で少々停滞気味とはいえ、順調に経済発展を遂げているベトナム、なんと一旦1.8台にまで落ちた出生率が2.0台にまで回復したとのことです。一旦落ちた出生率が回復するというのは世界的に当然、これはベトナム人同士の婚姻率が上昇し、外国人たるわれわれ日本人男性がベトナム人女性の中から配偶者を見つけることが困難になっていることを意味します。

実際、同業者の方にお話を伺うと状況はなかなか厳しいようで、年齢も収入も許容範囲内のはず、それを承知でお見合いをしたにも関わらず、ベトナム人女性のほうから交際を断ることがあまりにも多く、頭を抱えているのだとか。特定技能という職種も増え、合法的に滞在期間を伸ばせることも影響しているようです。

また在日女性だけに話を限定すると、続・奥様はベトナム人の「マジで実習生が集まらない…」にもあるように、いよいよベトナム人実習生が集まらなくなっているようで、今後、パイ自体が縮小傾向にあります。ポスト・ベトナムの候補として挙がっているのがバングラデシュとインドネシアだそうですが、実習生としてはまだしも配偶者候補としてムスリムはなかなか難しいのではないかと思います。まぁムスリムにも濃淡があり、インドネシアの都市部の半分くらいはキリスト教徒なんですが……。

またコロナ禍が明けた後も現地のベトナム人女性の要求水準はより厳しくなっていくと思われます。ベトナムより経済水準の高いタイで一度リサーチしたことあるのですが、ご多分に漏れず女性の未婚率が高いタイの女性たちも、やはり内心では良き夫に恵まれて家庭を築きたいと思っているのですが、そうは言っても外国にまで行って結婚するのは面倒、日本には良いイメージを持っているのですが、タイに比べて忙しすぎるということで、国際結婚にはかなり消極的でした。ベトナムもこうなると思います。

で、ミャンマーのほうはどうかというと、ご存知のとおり現在は大変な状況で、たしかに出国圧力は高まっているのですが、それでも好きでもない男性と結婚する気はサラサラないのは以前と変わるところはありません。そんなことを言えば、どつかれますよ(苦笑)。「難民キャンプにでも行くわ!」と言われるのがオチです。

中国の台頭

最後にもう一つ。

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中国の台頭って何をいまさらかもしれませんが、国際結婚業界のお話です。上図を見ればわかるとおり、2030年に中国の人口ピラミッドが現在の日本とほぼ同じ形になり、少子高齢社会に突入します。畢竟、各産業で人手不足に陥り、外国人労働者に頼るということが予想されます。また私は詳しくないのですが、韓国の介護士不足は日本以上に深刻で、こちらも外国人に頼る傾向がますます強くなっていくと思われます。

介護士の主な担い手となる東南アジアの女性を日中韓で奪い合い……この争奪戦に勝つのは実習生に中途半端な待遇しか用意できない日本には難しいと思われます。そうなると外国語学習も日本語から中国語・韓国語にシフトする人も増えると思われ、それは国際結婚業界におけるパイの縮小を意味することになります。

というわけで、残された時間は実はそんなに多くないのです。

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ブログ・続奥様はベトナム人より

実習制度の実態についての貴重な情報源であるブログ「続奥様はベトナム人」に、ブログ主がベトナム人女性との結婚についての感想のエントリを上げてらっしゃるので、ちょっと引用しつつ解説を加えてまいります。

まず「実習生との結婚はありかな?」のエントリより、

  1. 嫉妬は半端ではない!

ミャンマー人女性も同じです。というのもミャンマー人男性は平気で三股、四股をかけるので基本的に男性の貞操というものを信用していないです(と同時にミャンマー人女性に生まれたら、こういう苦労は仕方がないという諦観もうっすらとあったりします)。ですから私生活のチェックなんかがちょっとうざかったりしますが、浮気するタイプではないことがわかれば、次第に収まっていきます。

2.愛情はとても深い

これもミャンマー人女性も同じです。妻となったミャンマー人女性は平気で夫自慢とかします。ちょっと気恥ずかしいですね。

3.  かなり気が短い

これはミャンマー人女性の場合、あまり感じないですね。私が知っているベトナム人女性もそんな感じはしないので、これは人によるのでしょうか?

 

次に「ベトナム人の奥様はホントにいいですよ!」のエントリより、

妻と出会って14年あまり。結婚して10年になりますが、その間に私は2度の人生の修羅場を経験しております。そのとき、たった一人で最後まで私を信じ、励まし、そして必ず復活すると信じてくれたのは、この私の妻でありました。簡単に人を信じてしまい、付き合わない方がいいと言った人達とビジネスをして失敗したにもかかわらず、最後の最後まで私を信じ続けた女性・・・。妻がいなければ、とうの昔、私は自らの命を絶ったかもしれません。

「私が愛する旦那様を最後まで私が守る」こういう熱い想いを感じるからこそ、男として生きがいがありますよね。そういう意味で私はベトナム人の女性を薦めます

2に通じる部分もあるのですが、とにかくミャンマー人女性やベトナム人女性は好きになった男性には一途です。これは男冥利に尽きますよ。もちろん、日本人女性でもそういう女性はいますけど、男性をATMとしか見ていない女性と結婚するくらいなら、ミャンマー人女性やベトナム人女性が断然お勧めです。

 

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成婚㊗

おひさしぶりです。

現在結婚手続きで奮闘中

先日、結婚手続きを進めていたお二人が本日入籍いたしました。

必要書類はミャンマーから送れなかったので、一旦タイに送り、タイの郵便局からEMSで日本に送りました。あちらで手続きを進めてくれたのは女性の叔父……途中、ネットが使えなくなったり、彼の住んでいるところが国軍の攻撃にあって100名近くの方が亡くなったり、書類を送るために赴いたタイ国境の町の橋が武装勢力によって破壊されたり、日本では信じられないような障害がありましたが、彼、立派にやり遂げてくれました。ありがとうございます。

ところでミャンマーの都市部はだいぶ落ち着いてきたようで、人でも車は8割方戻ってきて、商店やスーパーマーケットもおおかた開いており、流通も戻ってきたようです。先日現地に住んでいる日本人の方の情報によると1月末に日本から送った荷物がようやく届いたのだとか。ですから次からはミャンマーから必要書類を送れる可能性が高いです。

これからもコロナにもクーデターにも負けずにがんばります。

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現在結婚手続きで奮闘中

先日、お見合いをした両人が婚約という運びになり、現在結婚手続きを進めています。

ミャンマー人女性との結婚手続きと結婚式

結婚手続きは(1)各市町村区役所への婚姻届の提出(2)入国管理局への配偶者ビザの申請の二つからなります。そしてミャンマー人女性の必要書類として(1)で①独身証明書②ファミリーリスト(戸籍)が、(2)でミャンマーの結婚証明書が求められます……のですが、ご存知のように現在ミャンマーは不測の事態にあり、現状は以下のようになっています。

■(1)について

①独身証明書②ファミリーリスト(戸籍)は女性の家族がヤンゴンの業者の元に赴き、①②の日本語訳と公証弁護人の公証を作成してもらい(この代金が約500ドル)、日本に郵送という運びになります。……が、現在ヤンゴンは非常に危険な状態にあり、家族が業者の元に赴くこと自体が危険、そもそも業者が営業しているかどうかわからない。さらに現在日本・ミャンマー間の郵送もストップしている状態です。

■(2)について

ミャンマーの結婚証明書は原則現地でしか取得できないのですが、東京にあるミャンマー大使館でそれに準ずる書類の取得が可能。取得のためには二人の名前が記載された戸籍謄本が必要です……が、日本で出会った旨を入管に説明すれば、このミャンマーの結婚証明書の提出は必要とされないことがあります。実際、日本人男性と結婚している私の友人のミャンマー人女性は誰もミャンマーの結婚証明書を提出していません。ですから今回もこれはパスしようかと思っています。

↑の条件下で結婚手続きを進めていたのですが、(1)の業者は現在も営業中であることが確認され、女性の家族が危険を犯してそこへ赴いて滞りなく手続きを終え(現在、ミャンマーではSIMカードもポケットWifiも使えずみな情報不足に陥っており、ご家族は業者の指示に従って安全なルートを辿って行ったとのことです)、明日にでも日本語訳と公証弁護人の公証が取得できるとのこと。よくやってくれました。本当に助かります。

問題は日本への郵送ですが、タイからの郵送を考えているのですが、現在、ミャンマーからタイへは原則入国できず、入国審査のゆるいミャワディ(ミャンマー)からメソート(タイ)へ抜けることも考えたのですが、3日ほど前、このミャワディの町の橋、市場、パゴダで爆発があったということで、これも難しいのではないかと思っています。最悪書類の写真を撮って役所とかけあうしかないのかな?

というわけで、現在私は日本にいますが、仲介したお二人とともにこの難局と戦っております。最後に愛は勝つと信じて。

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お見合いをしてきました。

MY092さんのお見合いをしてきました……とその数日前に彼女と打ち合わせ。待ち合わせの駅の前にある喫茶店でお茶しながら……と思っていたのですが、生憎閉まっていたので、隣の駅にある和食屋で焼肉定食を食べながらお話しました。彼女に会うのは二回目なのですが、やはり日本語がとても上手で、メールの返事もしっかりしてくれて、時間にも遅れないのでとても付き合いやすい。ちょっと緊張すると言ってましたね。ちなみにこの昼食は彼女の奢りでした。

その二日後、今度は正真正銘のお見合い。遠方からはるばるやってきた男性とちょっと昭和風な喫茶店で三人で懇談。結論からいえば、とても楽でしたね。というのも男性はミャンマーに四回も行ったことがあり、私よりも詳しいくらいだったからです。彼女も興味津々の体で聞いていました。

また男性は元々サラリーマンだったのですが、現在は林業に従事していて年収も300万円と高くないのですが、彼女に一緒に働かないか?と提案。給料は同額出るそうなので、世帯収入を考えればかなりの額になり、しかも一年に一回一ヶ月の長期休暇もあるので、その間、二人の趣味である旅行も楽しめるということで、彼女も心を動かされなかったはずもなくーーこのようにミャンマー人やベトナム人女性の勤労意欲は日本人男性並みにあるので、たとえ男性の収入が低くても女性に仕事を斡旋できるのであれば、女性が受け入れるということがるあるんすよね。

またこの日は奇遇にも隣の席にミャンマー人に大人気の牛久大仏の建設に携わった男性が奥さんと一緒に座っていて、彼女と一緒に写真を撮らせてもらいました。今はミャンマーもとても大変ですが、吉兆の表れだとよいのですが。

ということで二人は交際することになりました。

二人の未来に幸あれ。

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成婚☺

https://myanmar-one.com/marriage-meeting-sep/

この度↑の二人が婚約しました。おめでとうございます。仲介者冥利に尽きます。

交際をスタートさせたものの、やはり若いせいか女性が毎晩ビデオチャットしてくるものだから、男性が音を上げて一度は別れ話となったのですが、私が①日本人男性は毎日真面目に働いていて、仕事が終わった後はとても疲れているので、毎晩長時間チャットをするのは無理②でも日本人男性はミャンマー人男性と違って、結婚したからといって仕事を辞めてヒモになるようなことはしない。むしろ前よりも一生懸命働くようになる……というようなことを話して再考を促したところ、女性のほうから交際を再開を切り出し、この度婚約となった次第……でも今でも毎晩ビデオチャットしているらしいのですが、どうなってるんだろう? 😆

女性は実習期間がまだ残っているので、それが終わった後に配偶者ビザへの変更ということになります。それまでもまだいろいろ問題が起こる可能性がありますが、それまでは弊社が全力でサポートします。それが決して安くない成婚料の対価です。

コロナ禍でまだまだ厳しい状況が続きますが、諦めずにがんばります。よろしくおねがいします。

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カンボジア人女性とデートしてきましたpartⅡ

カンボジア人女性とデートしてきました

色々あって半年ぶりに彼女に会ってきました。彼女のアパートの最寄りの駅で待ち合わせしたのですが、約束通り待ち合わせ場所に30分前に着いてインスタの電話機能で彼女に連絡したところ不通。寒風吹きすさぶプラットフォームで待っているのも億劫だったので、駅を出て彼女のアパートまで行きピンポンとチャイムを鳴らしたところ、出てきたのは他のカンボジア人女性で、私の顔を見るなり、「日本語わからない」と言ってニコッと笑いました。

と言ってもまったくわからないわけではなく、彼女の写真を見せると、ああと頷いて。「ちょっと待って」と言ってどこかに電話し始めました。カンボジア語でまったくわからない……ということでキッチンテーブルに座って大人しく待っていると、ややあって彼女が家に戻ってきました。久しぶりに顔を見ましたがあまり様子は変わらず。相変わらずちょっと化粧がケバいかなあ(苦笑)。

お昼にはちょっと早かったのですが、テーブルの上にサランラップに包まれた料理が三皿あったので、電子レンジがないのでフライパンで再度温め、ご飯を食べました。日本では知名度皆無ですが、実はカンボジア料理は油も少なくとても美味しいです。パキスタン人やネパール人やバングラデシュ人が日本でレストランですをオープンする時に自国の料理の知名度が低いので、インド・✕✕料理とするようにタイ・カンボジア料理という看板でも掲げたら日本人にも受け入れられる気がするのですが、どうでしょうjか?

ご飯を食べた後、特に予定も決めていなかったのですが、近くにあるということで東武動物公園に行きました。やはりコロナのせいでしょうか、土曜日だというのに駅から公園までの人通りはかなり閑散としていました。が、入り口に着くと、思いの外入場料が高かったので、「自分だけ行くと同居している友達に悪い」と言って結局中には入らず、代わりに近くにある新しい村というところに行って、そこのカフェでお茶しました。

お茶をしながらいろいろよもやま話。実習生として来日して以来、日本滞在は5年になる彼女ですが、来年の1月には27歳になるということで、そろそろ帰国を考えているとのこと。大学に戻って、卒業した後は、お父さんと同じ警察の仕事をしたいということでした。そして現在、N4の勉強をしています。カンボジアに住んでいる先生のオンライン授業を受けて、毎日仕事が終わった後コツコツ勉強しているのだとか。ちょっと見せてもらいましたが、正答率7割を超えていたので、受かるんじゃないのかな?

帰り道、公園で山羊を放していて、子供たちが群がっていたので、見に行きました。彼女は肌の白い日本人の子供が大好きで、何やら話しかけてクククと笑っていました。子供の目には日本語の拙いケバいお姉ちゃんはどう映ったのかな?

という感じで、この日は終了。おつかれさまでした。まる。

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ミャンマー人の実習生を鎌倉へ連れていきました。

ミャンマー人の実習生の子を鎌倉へ連れていきました。

彼女は来日して一年になるのですが、自分では電車に乗れず、またコロナのせいもあってどこへも遊びに行けない日々が続いていてかなりストレスを溜め込んでおり、「先生、上京してくるのなら鎌倉へ連れていってくれませんか?」と頼まれたので、そうしました。ちなみに長年Facebookの友達ですが会うのは初めてです。

待ち合わせは彼女のアパートから最寄りの駅……なのですが、ミャンマー人女性あるあるなのですが、彼女の部屋にはwifiはあってもsimカードを持っておらず、一旦外に出ると連絡する術がないので、こういう場合はいつもそうするように、私は待ち合わせ時間の30分前に着くと部屋で待機している彼女に連絡をし、しこうして後、彼女が待ち合わせ場所に向かうという形を取りました。simカードが安くなったのでこういう問題解決に向かうといいですね。

そして待ち合わせ場所にやってきた彼女はサングラスにマスクという少し怪しい格好(笑)。これもミャンマー人女性あるあるなのですが、強い日光に晒されると目眩がするということでサングラスをかける女性がとても多いです。

鎌倉に着き、鎌倉大仏、由比ヶ浜、鶴岡八幡宮といういつもの接待コースを回りました(と言っても二回目ですが)。鎌倉はミャンマー人であれば人生で一度は訪れたいと願うメッカのような場所なのですが、ほとんどの人が大仏を見るとそれで満足して帰ってしまうのがもったいないと思って、私は由比ヶ浜と鶴岡八幡宮も旅程に入れています。鎌倉大仏を拝んだ彼女は本当に嬉しそうで、「喜びが大きいです」というちょっと不思議な日本語を連発して、お昼ごはんも奢ってくれました。もちろん私も遠慮せずにありがたくごちそうになりました。

身の上話を聞くと、彼女は今年28歳になるのですが既に両親は亡く、唯一の兄弟とも疎遠になっていて、おじさん一家に育てられたということでした。けれども私が「寂しいね」と声をかけても、彼女の返事は「いいえ、もう慣れました」というもの。こういうミャンマー人女性の逆境に強いところは本当に頭が下がります。

鎌倉観光が終わった後は、もう一つのリクエスト先である山下公園へ。公園の近くにある観覧車に乗りたいと言うので連れていったのですが、いざ観覧車の前に連れて行くと彼女は観覧車のあまりの大きさにびびってしまって、結局、写真だけ撮って帰りました(苦笑)。正直、遠路はるばる連れて行ったのにそんなーという気分でしたが、本人が怖がっているので仕方がないです。

結局、彼女が一人ではアパートまで戻れないので最寄りの駅まで送って、それから東京のホテルに戻ったので、ホテルに着いたのは夜の9時を過ぎていました。ホテルに戻ると彼女から「私のせいで先生は疲れてしまって、申し訳ありません」というメッセージが入り、本当にそのとおりだったのですが、彼女が「日本に来てから一番楽しい思い出ができました」と言って、この日撮った写真をベタベタFacebookに載せているのを見ているうちに苦労が報われた気分になりました……が、さすがに年です。身体は筋肉痛でバキバキ、その夜はぐっすり熟睡しました。おわり。

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技能実習生は”かわいそうな外国人”ではない

国際結婚斡旋会社に登録している在日ミャンマー人女性やベトナム人女性で一番多いのはいわゆる実習生です。特にミャンマー人は昨年から留学ビザが取れなくなった関係で今では日本の日本語学校に在籍しているミャンマー人というの皆無に近く、日本にいる若いミャンマー人女性といえば、そのほとんどが介護を含む実習生です。実習生というのは食品、水産、機械など様々な産業の工場でベルトコンベアに載っている人たち、介護実習生は読んで字の如く介護をしている人たちとイメージしていただければ良いです。

その実習生が最近騒がしい……メディアでは”低賃金の過酷な労働に従事する現代の奴隷”という感じで度々採り上げられ、直近では群馬に住む元実習生のベトナム人男性が大量に家畜を盗んだということで大きな話題となりました。そのあおりで現在ベトナム人は全国各地で部屋を借りられなくなってかなり困っているそうです……というわけで当ブログを読んでいる方の中にも、彼女たちが気になるのは山々だけれど、なんか金で貧しく若い女性を買っている感じがして体裁が悪いと二の足を踏んでいる方もいらっしゃると思います。

ご安心ください

Q&Aにもあるように、意に添わなければ女性がお見合い自体を断ることもあるし、お見合いの後に交際を断ることもあるし、交際中に断ることもあります……これのどこか「お金で女性を買う」なのでしょう?お金さえ払えば女性が✕✕や✕✕をする✕✕や✕✕とはまったく違います。

それではなぜ”低賃金の過酷な労働に従事する現代の奴隷”であるはずの彼女たちが、経済力では上のはずの日本人男性をふったりするのでしょうか?……その答えは彼女たちがその”低賃金の過酷な労働に従事する現代の奴隷”ではないからです。

まず実習生が安上がりの労働者というのが大きな誤解です。私の話だけではなんですから、お二方のツイートを引用いたしましょう。

そうなのです。実は外国人の実習生を雇うほうが割高なのです。それなのになぜ彼女たちを雇うのかというと、

辞めないから(少なくとも契約期間中は)

です。同じ仕事で日本人を雇うと一日二日でポコポコ辞めていったり、そもそもまったく集まらないので、仕方なく外国人の実習生を雇っているというのが実情です。

そしてなぜ彼女たちが仕事を辞めないかというと、日本では最低賃金に近い賃金とはいえ、ミャンマーでは月収3~4万円のところ、一ヶ月に最低でも8~10万は実家に仕送りできるからです。日本人に例えれば一ヶ月50~100万円仕送りできる感じです。まさにウハウハ……その証拠に日本で働く彼女たちの顔はそんじょそこらの日本人よりもよっぽど輝いています。なにせ厳しい競争を勝ち抜いて、一財産築く人生のチャンスを得たのですから。

↓はベトナムで送り出し機関をやっている方のブログ・続・奥様はベトナム人のエントリにある一文です。

80%以上の実習生たちが日本で働いて、それなりのお金を残し、ベトナムに帰ってそれぞれの新しい人生を送っているという現実もあります。本当にこの技能実習制度があなた方が言うひどい制度であるのならば、20年以上もこの制度は継続しませんし、ベトナムからたくさんの実習生が来るわけありません。こういう成功した実習生が「一定数存在」ではなく、「大多数存在」しているという事実もあります。(出典

そもそも彼女たちは日本に行く前に半年~1年間相部屋の寮生活を送りながら日本語を勉強して、いくつもの試験と面接をパスしなければならないのですが、わざわざ現代の奴隷になるためにそんなことをしているんでしょうか?あまりにもバカにしています。

ちなみに日本滞在中は長期の休みなどを利用して結構旅行していて、先日の三連休はGo to Tourを利用して東京、鎌倉、大阪、京都、奈良、沖縄などを旅行する彼女たちのキラキラした写真が私のFacebookのタイムラインで踊っておりました……これのどこが現代の奴隷なんでしょう?ILO(でしたっけ?)も適当なことばかり言うんじゃない。

もちろん実習生制度に問題なしとしません。どんな問題が山積しているかは先の続・奥様はベトナム人のブログや力作ルポタージュ「ルポ技能実習生」をお読みください……が、実習生を雇っている会社のほとんどが少人数の零細企業であり、そして日本の零細企業の多くで労基法無視の労働形態がまかりとおっていることから、実習生の問題は日本の零細企業の問題が彼女たちの間に立ち現れたものと考えるのが自然です。

ちなみに「かわいそうな外国人」扱いをすると、一番嫌な顔をするのは当の実習生たちです。彼女たちは祖国と日本の経済力の差のせいで、祖国では中産階級の自分たちが仕方なく日本で単純労働に従事しているという自分たちの境遇を正確に客観的に理解しています。

大手メディアには実習生の問題を長期的に追っている記者がほとんどいないらしいので、実態からかけ離れた一面的な報道がされがちです。どうぞ彼女たちと接する時はおかしな予断と偏見なく接していただきたいものです。

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国際結婚斡旋会社の料金が高い理由

現在、国際結婚斡旋会社は星の数ほどありますが、その代金はどこも似たり寄ったり……みなさん、どう思いますか?ぶっちゃけ私はすごく高いと思いました(苦笑)。国際結婚会社について調べ始めた時、そのあまりの料金の高さに目がくらくらして、自分でやる際は、少しでも料金を下げて敷居を低くしようと胸に誓いました……が、駄目でした。

やってみればわかるのですが、以下のように、思いの外、経費がかさむんですね。

現地の事務所の賃料その他諸経費、スタッフの給与

東南アジアでは事務所のない会社は信用されず、事務所を構えることが必須。そしてその賃料その他諸経費は都市部のそこそこいい場所であれば決して安くありません。そしてそこそこいい場所に事務所を構えなければ信用されません。

登録女性やリクルーターとの交際費

登録していただいた女性には何回か会って信頼関係を築く必要があり、その際の交通費・宿泊費・食費は私が負担しています。リクルーターの場合も同様。先日は女性・リクルーターの面接のために東京に二週間滞在し、その後、登録希望の女性に会いに名古屋から沼津まで日帰りしました。往復の乗車時間は9時間、運賃は1万円弱でした。

 

リクルーターに対する紹介料

これが最重要です。女性のリクルートというのは根気のいる仕事です。まず日本人男性である私がやっても無理です。日本人がやっている会社というバックグランドは信用されるのですが、やはり女性の細かい心情は私にはわかりづらく、ここは国籍を同じくするリクルーターの出番となります。がしかし、これもリクルーターが電話して誘えば「ああ、面白そう」と言って女性が登録してくれる代物ではなく、ミャンマー語やベトナム語で説明書を書いてそれを読んでもらい、質問に答え、私やリクルーターとの間で確固とした信頼関係を醸成して、それでやっと登録という運びになります。

以上、このように根気のいる仕事であり、ここまでしても結婚相手が見つかる女性のほうが少ないのですから、それなりの報酬を支払わなければ誰もやってくれません。基本、成婚料は私とリクルーターで折半となります。

 

以上、もちろん常日頃からコストダウンは心がけていますが、それでサービスの質が低下してしまっては元も子もなく、結構高額な成婚料をちょうだいしているというわけです。これははからずも実習生が一人来日する際の手数料とだいたい同額です。要するに職場であれ家庭であれ、人間の生活基盤を変えるのはこれくらいの費用がかかるということなのです。

また最近、10万円弱の登録料だけもらって女性の連絡先を教え、後は二人に自由にやってもらうというサービスを始めた業者が数社あるようですが、私はやるつもりがありません。なぜならこのやり方は男性にとっては都合がいいかもしれませんが、女性が男性に遊ばれてしまう危険性があり、そのようなことがあれば悪い噂が広まって女性のリクルートが困難になり、事業の継続が困難となるからです。当社に登録してくる女性はどちらかというと初心な部類に入る女性が多いので、そういった危険性はあると思います。もちろん他社のやることに干渉するつもりはありませんが、現時点では私はやるつもりがありません。

以上、長々と述べましたが、幸いにも男性の皆さまからは料金に対する不満よりも、安全・確実に女性を紹介してもらえるか?という要請のほうが強いので、しばらくは現体制で行っていきたいと考えております。

暴利を貪っているわけではないのは、国際結婚斡旋業者にお金持ちが一人もいないことかもわかっていただけますよね? 🙂 

ということでご理解のほどをよろしくおねがいします。ご質問があれば「問い合わせフォーム」からなんなりとどうぞ。

တာတာ့ (またね)

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