第二回ミャンマー視察(2016年5~6月)(4)

旧ブログのエントリを加筆・修正したものです。青字は現在視点からの解説です。

第二回ミャンマー視察(2016年5~6月)(3)

6月1日(水)

午前中、ダウンタウンを散策して時間を潰して、午後、Tとの待ち合わせ場所であるHledan Centerへ電車で向かう。お金の節約に頭が回るようになったということは、若干心に余裕が出てきたということだろう。かなり早く着いたので、ドーナツショップでブログをまとめる。Tは少し遅れてやって来て、二人で近くの洒落たレストランへ。この日TはMPTと提携している電通主催のセミナーに出席したらしい(彼女は「デンスー」としか発音できないが)。ここには書けないが色々と細部を詰める。途中、またいとこの女性がやってくる。また近くにいたのか……と思ったが、ああこれは未婚の女性が男性と二人きりにならないよう配慮しているのだと気づく。街中でもカップル+女性の女友達という三人組でデートしている人たちをよく見かける。三人で食事した後、タクシーでホテルへ帰る。また彼女の写真を撮るのを忘れたな。

結局、彼女はこの話降りましたが、いまでもFacebookの友だちです。どうやら彼女はミャンマーエリートのようでヨーロッパとか東南アジアの他の国に頻繁に出張しておりますね。

6月2日(木)

昨日で今回のミッションが終了したということで、便意も食欲も睡眠欲もなく、’透明な存在’になって、ひねもすボッーとしている。わかりやすすぎるだろ、自分の身体。

6月3日(金)

このままだと今日も無為に過ごすだけの気がしたので、「インセイン地区に日本語を教えている僧院がある」というY女史の言葉を頼りにスロートレインでインセイン駅に向かう。

 

これが乗車駅のピイ・ロード駅。「スタンド・バイ・ミー」ごっこをしたいなら、うってつけだ。

 

 

沿線には貧困層のバラックが軒を並べている。再開発とかになったら容赦なく追い出されるんだろうねえ。

 

 

インセイン駅に着きました!……が、駅の売店の人もタクシー運転手も「そんな僧院知らない」と首を振るので、仕方なく駅周辺を散策。

するとヤンゴン技術大学に辿り着く。キャンパスをウロウロしていると、ある建物から讃美歌が聞こえてきたので、中に入って、男子学生に僧院のことを尋ねる。が、彼らも「知らない」と首を振るばかり。ここで気力が萎えた私は出直すことにして、バスでダウンタウンに帰る。

6月4日(土)

朝食を食べた後、バスでダマラキタへ。一番前の席に座って車内の写真を一枚撮ると、突然、ミャンマー人にしては珍しく顔に化粧を施した小柄な若い女性が私の隣に座り、「あなた今写真を撮ったわね? 私は警察官なんだけれど、バスの車内で写真を撮るには税金を払わなければいけないのよ」と言って、お金を請求してきた。旧式の詐欺だなと即座に理解した私は彼女に警察官の身分証明書を見せろと迫り、その間に撮った写真を消す。困った顔になった彼女は突然車窓から外の駐車中の車を指差し始め、「私はこうやって違法駐車の車をチェックしているの!」と言い出した。その様子がなんともいじらしく思わず微苦笑。その後、彼女は「私の恋人」と言って日本人か韓国人のおっさんとホテルの一室でキスしている写真を見せてきて、「私22歳、彼は19歳」と日本語でのたまった。どう見ても50歳以上にしか見えないのだが……それにしても愛人稼業に首を突っ込んでいるとはいえ、その表情はあどけなく、態度には嫌味がなく、この子に引っかかる男はいるだろうなあと思った。僧院に着いて、いつものように絶賛遅刻中のN先生を待っていると、突然、彼女から電話が入り、スーレー・パヤ近くで結婚式に出席しているのだが、式が伸びて、僧院に来るのが遅れるという連絡が入る。そうこうしているうちに女性教師の一人Nさんとその子供2人がやってきて、Nさんと相談の末、今日は聴解を中心に授業を行うことになる。子供2人が大変活躍した。またミャンマーの日本語教育は暗記中心で、まったく頭を動かさないので、練習問題は教師役が正解と解説を述べる前に生徒にやらせるとにした。授業の終わり頃、N先生が慌ただしくやってきて、教壇に立つ。いや、忙しい人だ。この人にはまだ子供を産むというミッションが残っているのだが、よしんば彼女が出産・育児という事態になった場合、この僧院を切り盛りしていけるのかと不安になる。後を継げるとしたら……Wさんだな。またしても頼りになるのは女性だ。帰り際、宿の女の子たちにロールケーキを二つ買って帰り、いつもは不愛想なマネージャーに相好を崩して礼を言われる。

6月5日(日)

夜中起き出して、8階のルーフのハンモックに寝転んで煙草を吹かしていると、背の高い若い白人がやって来て、外にアザーンが流れる中、床にタオルを敷いてお祈りをし始めた。ムスリムである。挨拶も返さず、思いつめた様子で不気味だった。この時分、ムスリムに改宗した若い白人男性が何しに仏教国のミャンマーにやって来たのだろうか? 朝、チェックアウトする際にマネージャーに報告したが、「何も心配ないですよ」という返事。そうだったらよいのだが……その後、今回は1000チャットのミニバスでダマラキタへ。行き際、自転車の後部座席に座ったWさんと邂逅。やたら綺麗な服を着ていて、結婚式の帰りなのだという。Wさんの日本語はややぞんざいで、男っぽく、話していて気持ちがいい。この日はN先生が珍しく早くやって来て、つつがなく授業を行った。授業が終わった後、少し話し込む。僧院で授業がきちんと行われているという評判が広がっていて、秋に開講するBasicクラスでは生徒の増加が見込まれること、中国系ミャンマー人が中国語とミャンマー語を話すので中国語を学んでもあまり就職に役立たず、結果、日本語と韓国語の人気が高まっていること、ティラワ経済特区における日本企業の進出がいよいよ本格化するため日本語学習者には就職のチャンスが広がっていること、途中、N3受験者を教えている40歳独身男性も加わって、みんな字が下手になっていることなどなど。話が終わると、N先生は「すぐに戻ってくる」と言って、一旦姿を消した。その間、件の男性教師に「なぜ独身なんだ?」と尋ねると、「自分でも分からない……」と言って苦笑した。そうだよねえ。が、真顔に戻ると、彼は突然「ビール飲みに行きませんか?」と言った。びっくりして、「いや、もうすぐ空港へ行かないといけないから……」と断ったが、すると彼は日本のビールはアサヒが美味いと語り始めた。目が座った感じで、どうやらアル中のようだ。やれやれ。4時頃、NSS先生が旦那のバイクに乗って戻ってきて、餞別に綺麗な手編みの掛け軸をプレゼントされた。 ということで今回も大いなる成果と課題を残したミャンマー訪問だった。

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