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ミャンマー人の家族のあり方

お寺で教えていた子がすっかり日本語が上手になって、私を自宅に食事に招待してくれたことがあります。

忘れてしまいましたが何かの祭りの日……前夜に徹夜でモヒンガーというカレー味の麺類のスープを煮込んで、翌日、招待客をもてなすのが慣わしとのことです。こういう招待をうけると最近の私はまったく遠慮せずにさいさいと出かけていきます。笑ったのは前夜の夜中の3時頃、彼女から「先生、今作っています」とメッセージが入って、煮込んでいる途中のモヒンガーのスープをの写真を送ってきたことです。本当に徹夜で煮込んでいるんだ……その写真からはぐつぐつ煮込む音が聞こえてくるようでした。

して当日、待ち合わせ場所からバイタクに乗ること10分程度、彼女の自宅に着きました。ヤンゴンの郊外にあるこじんまりとした民家です。借家で家賃は日本円にして1万円程度のこと……まあ標準ですかね。

中に入ると人がたくさん 。どうやら親戚や近所の人々がわんさか集まってきているようです。でも普段でもこの家には10人くらいが住んでいるとのこと 😯 ……寝る時は二階でみんな雑魚寝しているようでした。

そしてモヒンガーは絶品でした。今まで食べたモヒンガーで一番美味しかったんじゃなかろうか……店に出してもいいくらいです。他にもおかずがたくさん。でもミャンマーでは出された食事を全部食べる必要はなく、好きなだけ残していいのです。

事している間、いろいろな人を紹介されましたが、その中に彼女のお姉さんがいました。なんでも悪名高い某県の繊維工場に実習生として派遣されたのですが、この記事にあるように法律違反の長時間・低賃金の待遇で働かされ数ヶ月でミャンマーに戻ってきたのだとか。残ったのは日本円にして100万円ほどの借金の山……彼女も日本語の勉強を中断して家族総出で働いて返したそうです。そして借金を全額返済した後、彼女は日本語の勉強を再開して介護士として日本に行けるようがんばっています。「あいうえお」しか言えなかった彼女がそんな大変な境遇をまだ若干たどたどしくも日本語で説明してくれると感慨深いものがありますね。

して家にはもう一人、お父さんがいました。なんでも20数年前に結婚してすぐ体を壊して以来、まったく働かず家族に養ってもらっているようです。日本なら離婚されるか家の隅っこで小さくなっているものですが、彼は家長として堂々と振る舞い、私に食事やお茶を勧めてきました。このへん男性を立てる、家族で支え合うというミャンマーの家族のあり方がよく表れていると思います。男性をATM代わりにするなどミャンマーでは考えられないことです。

帰りは彼女にバス停まで送ってもらいました。それまでの間、彼女は介護士として日本で働き、そのお金で両親のために家を買うのが夢だと朗々とした口調で語ってくれました。彼女の夢が実現するように私も「先生」として少しでも助けになりたいと思います。

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祝・成婚

※旧ブログのエントリのリライトです。

この度、私が仲介した日本人男性とミャンマー人女性がめでたく成婚されました。ヤンゴンでの挙式の模様の写真を見た時は想像以上に嬉しく思いました(けれどもロンジーで正装した男性の姿を見た時は、いつか自分もあんな格好をしなければ思って気恥ずかしくなりましたが 😆 )

無謀とも言える挑戦から始まった血と汗滴る努力がこうして結実したのは感無量、新しい愛と新しい生命を生み出す仕事に従事することは無上の喜びです。これからも精進してもっともっとカップルを生み出したいと思います。

まだまだ課題山積みですが、がんばらせていただきます。

国際文化交流One代表 濱本桂輔

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女性たちの学力について

女性の平均学力

まずミャンマーもベトナムも日本より平均学力は低いです。ただこの記事によると、ベトナム人の平均学力はアメリカ・カナダ並みにあるようで、たしかにミャンマー人と比べるとベトナム人のほうが学力が高いように感じます(ただミャンマーは地方の少数民族の人々がミャンマー語を理解しないので、平均値を下げている部分はあると思います)。ただしその差は、一昔前の日本と韓国ぐらいもので、”追いつける差”のようにも感じます。

学力や学歴なんて重要じゃないと思う方もいるでしょう。それは平均学力の高い日本ではあながち間違いではないかもしれません……が、世帯収入で平気で二、三倍差がつく途上国では事情が違い、社会適応力に差が出てきます。これが私が東南アジアの女性であれば中産階級以上の女性をお勧めするゆえんです。

あらためて中産階級の女性との結婚をお勧めする理由

学力が低いとはどういうことかというと、時間という縦軸と地理という横軸がいずれも短く、自分だけの小さな価値観・世界観でしかものごとを考えられないということです。簡単に言えば短期的にしか物事を考えられず、視野が狭いということです。東南アジアの特に男性がすぐにばれるような嘘や言い訳をするのは、その表れ。また「途上国の貧しい子供たちは目がキラキラ輝いている」という物言いも、せいぜい明日の食事のことくらいしか考えていないからだと思われます。

とはいえ学力は後天的なもの

けれども学力が低いと言っても、いわゆる「頭が悪い」というわけではありません。知性=OS、知識=アプリだとすれば「OSの性能は悪くないのだけど、アプリが乗っていない」つまり「知性は低くないのだけど知識がない」というのが彼女たちの現状です。ということでアプリをダウンロードしてインストールすれば、つまり勉強や生活する中で知識を蓄えれば、自ずと問題は解決すると思います。知性は先天的なものですが、知識は後天的なものです。ということで私は仕事などで彼女たちに何か指示をする時は、まずは大枠を述べ、それから具体的な指示を出すようにしています。この仕事は会社全体の業務の中でどういう意味があるのかを理解してもらうためです。こういうことを繰り返していけば、自ずと彼女たちの価値観・世界観は広がっていくと思います。

また子供の教育については母親が大きな役割を果たすので気になるところですが、ミャンマーもベトナムも学歴や資格が日本以上に物を言う社会なので、あまり心配していません。キッチンテーブルで母親がテキストを広げて日本語の勉強をしていれば、自ずと子供にも勉強の習慣が身につくかな?と思います。

日本語能力

次に肝心の女性の日本語能力のお話。

やはり交際前に女性と十分コミュニケーションしたいのか、日本語能力の高い女性を希望する男性は多いです(逆にまったく気にしない方もいますが)。そこで実際の女性の日本語能力はどの程度のものなのか、日本語能力試験(JLPT)のレベルを参考にしてお話しします。

まずN1ですが、さすがにペラペラです。が、やはり漢字の壁は厚く、新聞をスラスラ読めるというわけにはいかないようです。あれだけ一生懸命勉強しても、読み書きの段階でネイティブのようにはいかないと思うと、ちょっと不憫ですね。

次にN2。一昔前まではN2に合格するミャンマー人はほとんどいなかったそうなんですが、今は20代のうちに合格する人がザクザクいます。参考までにN2取得者が書いた文章を載せておきましょう。

辞書を引きながら書いたものだと思いますが、”あっぱれ”と言いたくなるぐらい上手です。

N2を教えるためにはN1レベルの日本語をほぼ完全にマスターしていなければなりませんが、現状、そんなミャンマー人はほとんどおらず、皆、独習してN2を取得しています。だから私も時々質問されるのですが、これが本当に難しい。参考までにこのあいだN2の友人が送ってきた問題を載せておきましょう。

わかりますかね?私、わからなかったのでネットで調べて、最終的に日本語教師ではなく日本語の研究者のコメントに当たって解決しました。

次にN3。これが一番多いですね。一応、日常会話レベルということになっています。参考までにまたN3の友だちが書いた文章を載せておきましょう。

一応、書けていますが、まだ自然な日本語が身についていない感じです。少しずつ直してやればどんどん上達して行きます。この子には3年前初めて会った時はまだ「あいうえお」しか言えなかったので、ここまで上達するとは感慨深いです。

そしてN4以下となると挨拶以上の会話は困難となります。実習生の日本語能力の用件は”N4相当”で、日本語能力試験のN4に合格しなくても送り出し機関が課したN4のテストをパスしたら来れるので、このレベルの日本語で日本に滞在している外国人もたくさんいます。

ただコミュニケーションができないから諦めるというのは少しもったいない気がします。言葉などどうせいずれ取得するもの……性格など言葉が多少通じなくてもなんとなくわかるものです。また言葉が通じない時にお互いどんな努力をするかで愛情を推し量れる部分もあります。

ミャンマー人やベトナム人の日本語学習者の学習意欲は、おそらくみなさんの想像以上に高く、教えてやればかなり感謝されます。私が「ミャンマー人女性・ベトナム人女性と交際する時のマナー」のエントリで日本語は重要なコミュニケーションツールと言っている所以。共通の話題がなくて困っても、日本語を教えているうちに心を通わすことができます。

また女性の母国語を勉強するのもかなりの好印象を与えます。まだ旅行会話レベルですが、私もミャンマー語を勉強しているので、こちらを参考にしてください。

ミャンマー語のお勉強

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ミャンマー人女性の未婚率が高すぎる

Noteにて2024年度改訂版を公開中です↓

ミャンマー人女性の未婚率が高すぎる(2024年改訂版)|ミャンマー人女性の結婚紹介業者 (note.com)

 

(出典:大和総研グループ~ミャンマー人女性をめぐるトレンド(1)(2)

図1はASEAN諸国の35~39歳の女性の未婚率を示した図です。これによると、データは2000年までしかありませんが、ミャンマー人女性の未婚率は18.6%。タイやフィリピンはおろか、日本やシンガポールよりも高い数値です。ちなみに図にはありませんが、2000年の時点でベトナム人女性の未婚率は17%で、やはり高い数値を示しています。いずれにしろ両国とも未婚率は上昇の一途を辿っており、その必然の結果として出生率も下がり続けています。

その理由は単純明快、両国とも俗に「ヒモ体質の浮気性」と呼ばれるほど、男性があまり勉強せず、あまり働かず、おまけによそに女を作り、女性が愛想を尽かしているからです。例えばミャンマーの大学進学率は10%ほどですが、その男女比は3:7、また国家公務員の50%(管理職の40%)学校の先生の80%、大学の先生の80%、医師の80%が女性となっていて超女性優位社会となっています(ベトナムはややましな印象です)。そしてもちろん教育水準が高いほど女性の未婚率は高く、正確なデータはないのですが大卒女性の3分の2が独身と言われており、猫も歩けばバツイチ女性、シングルマザー、妙齢の独身女性に当たると言った状態です。

ミャンマーに限らずアジア人男性は嫉妬深い。とてつもなく嫉妬深い。タイでは他の男が自分の彼女をナンパしてきたという理由で殺人事件も起きている。女性に対する考え方が「物」に近いのかもしれない。一方で、自らにはとてつもなく甘い。平気で二股、三股をしているのである。ミャンマーでもそうした話には枚挙に遑がない。その結果、ミャンマーの未婚率はアジアでもトップクラスに高い。独身を貫くミャンマー女性が多いのである。意外と早く人口ボーナスが終わると言う理由もこうしたことが背景にある。未婚を貫く理由は「男は荷物だ」ということらしい出典

ミャンマーでは生涯独身を貫き両親の世話をする女性は「孝行娘」と世間から称賛を浴びせられるという話がありますが、これは戦死者に勲章を授けて”名誉の戦死”とするがごとくたぶんに美化された話で、彼女たちの本音は「真面目な男性と結婚したい」というものです。

そして母国の男性の質が低いことから彼女たちは男性にあまり多くを求めず、①勤労意欲があり家族を大切にする男性であれば好意を持ってくれる可能性が高いのです(もちろん、これは「つかみはOK」という話で、男性には人並みに女性をリードすることが求められます。参考:「非モテ男性VSミャンマー人女性」から「非モテ男性&ミャンマー人女性」へ)。この点世界一上方婚志向が高く自分よりレベルの下がる男性とは絶対に結婚しようとしない日本人女性とはだいぶ事情が違います

日本ではいまいち女性の人気が薄い優男風男性ですが、ミャンマー人女性との相性は大変いいのではないかと考えております。

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いわゆる”仕送り”について

国際結婚をするうえで避けては通れない仕送り問題についてご説明します。

仕送りと言うと、男性が稼いだお金を女性の家族の元に送金することをイメージされると思います。実際、ミャンマーには年金制度がなく、老親の面倒は子供が看ることになっているので、彼らへの送金は必須となります(老後にお寺に入って瞑想に耽る日々を過ごす方もおられますが)。またミャンマーでは、冠婚葬祭だけではなく、就学・就職・開業などの際に親族から借金をするということが一般的に行われています。ですからミャンマー人女性と結婚する以上、こういった仕送りから逃れることはできないでしょう。

が、男性からしても、いくら日本とミャンマーの間に経済格差があるとはいえ、無尽蔵に金があるわけでもなく、また子供が生まれれば養育費・教育費が嵩むでしょうから、毎月数万円持っていかれるのは経済的負担が大きいと思います。

ということで私は女性が登録する際に日本の物価の高さと出費の大きさを説明して、家族へ送金するお金は自分で稼いでくださいと伝えております。実際、N4レベルの日本語を習得すれば日本での就業は可能で、私の知り合いの日本人男性と結婚しているミャンマー人女性には、パートに出たり、日本・ミャンマー間で小規模な輸出入業を営んだり、ミャンマーに飲食店を出店したり、ミャンマーで不動産を売買したりしている人が多くいます(逆に日本語の習得が不十分な間は男性の収入から文字どおり仕送りをお願いする場合もあります)。また日本語能力が著しく高く、東京などの大都市に住んでいる女性の場合は、日本・ミャンマー間で事業を行っている企業でオフィスワークに就くことも可能です。

そして仕送りの金額については、実習生が毎月10万円くらい家族に送金しているので、同額くらいを希望する女性が多いのですが、それは毎日長時間働いて爪に火を点すような生活を送ったうえで送れる金額だと説明したうえで、毎月500,000チャット(約4万円)は可能と伝えてあります。ただこれは初期設定みたいなもので、結婚後は夫婦で相談して決め、金額は時期によって上下することになるでしょう。また月額いくらと決めても毎月送金するのでは手数料がもったいないので、実際には半年に一回程度の送金になると思います。 また大卒の女性と高卒の女性を比べると、大卒の女性のほうが経済力のある家庭出身であることが多いので、送金額は比較的少額になると思います。

……と色々申しましたが、日本人男性・ミャンマー人女性の夫婦にお話しを伺うと、金銭問題でトラブルを起こしている家庭は見当たりません。皆、夫婦で相談したうえで、奥さんの稼いだ金から無理のない金額を不定期に送金している感じです。結局、日本人同士の人間関係と同じで、こういうことを繰り返しながら、二人の「間合い」みたいものを築き上げていくしかないのでしょう。 また逆に言えば、女性の家族と円満にやっていければ、たとえ無年金でもミャンマーで老後をつつがなく過ごせるということでもあります(笑)。

以上です。ご質問がありましたら、なんなりとどうぞ。

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ミャンマー人女性との結婚手続きと結婚式

結婚手続きには、

  1. 日本で結婚を成立させる場合
  2. ミャンマーで結婚を成立させる場合

の二つのケースがあります。

  1. 日本で結婚を成立させる場合

この場合、手続きは(1)各市町村区役所への婚姻届の提出(2)入国管理局への配偶者ビザの申請(3)女性がミャンマー在住の場合は日本大使館への入国ビザの申請の三つから成ります。ちなみに行政書士の先生に依頼する場合、担当するのは(2)のみです。

(1)各市町村区役所への婚姻届の提出

必要書類は各役所によって対応が多少異なるので、事前に最寄りの役所にお問い合わせください。

  1. 両人に必要な書類として婚姻届と申述書がありますが、これは各役所に置いてあります(両方とも女性のサインが必要です)。
  2. 男性の必要書類は戸籍謄本のみです(現住所と戸籍地が同じ場合は不要となることがあります)
  3. 女性に必要な書類は①独身証明書の原本ファミリーリスト(戸籍)のコピーパスポートのコピーの三つです。それぞれB.A.R.LまたはB.A.B.L.と言われる公証弁護人が作成した日本語訳が必要です。翻訳者の署名と証明シールが貼られている正式のものです。

ちなみに現地の書類の収集は親族でも代行可です。特に女性が難民ビザの場合は一旦帰国すると二度と日本に戻れなくなる可能性があるので、親族の代行が不可欠です。

(2)入国管理局への配偶者ビザの申請

こちらも各入管によって対応が多少異なるので、事前にお問い合わせください。

基本、必要書類は①在留資格認定証明書交付申請書日本人男性の戸籍謄本ミャンマーの結婚証明書とその日本語訳日本人男性の住民税の納税証明書身元保証書日本人男性の世帯全員の記載のある住民票のコピー質問書スナップ写真写真392円切手です。

ミャンマーの結婚証明書とその日本語訳後述するように原則ミャンマーで挙式を行った後にしか取得できませんが、日本で出会って結婚した旨を入管に説明すれば不要とされます。

また質問書には知り合ってから結婚に至るまでの経緯を書く箇所があり、二人で撮ったスナップ写真やSNSでの二人の会話のコピーなどを持っていくと有効です。

仮に申請が通らなかった場合は入管がその理由を教えてくれるので、その指示にしたがってまた必要書類を集め直します。

(3)女性がミャンマー在住の場合は日本大使館への入国ビザの申請

こちらなどを参考にして事前にヤンゴンの日本大使館にお問い合わせください。窓口には日本語がわかるミャンマー人の職員がいます。基本①女性のパスポートビザ申請書写真在留資格認定証明書(謄本と両面コピーを各一部)ファミリーリスト(謄本とコピーを各一部)国民登録書(謄本とコピーを各一部)が必要になります。受理されてから10日ほどで発行されるそうです。

2. ミャンマーで結婚を成立させる場合

手続きをスムーズに進めるためには(1)日本の婚姻届と(2)結婚式等の写真が必要になってくるので、結婚式の過程から順を追って説明いたします。

まず結婚式の費用についてですが、ミャンマーの結婚式は民族と宗教が複雑に絡み合っており、場合によっては披露宴を何回も催すことがあります……が、すべて付き合っていてはきりがないので、女性とよく相談して最初に費用の上限を決めたうえで事を進めるのが肝要とのことです。

(1)僧院での寄進と食事会

現金および場合によっては料理を作って僧院へ赴き、修行僧に食事を寄付し、祝福の祈りと説法をしてもらいます。この際、準正装が必要となりますが、部族によって正装のロンジ―が違って、 ビルマ族の場合はピンクのロンジ―が縁起が良いとされているそうです。寄進は修行僧の服(新品)と現金(エアメールの封筒に入れる)が主流とのことです。

その後、家族や親しい親族を招き食事会をします。あまり裕福でないミャンマー人は披露宴を行わず、これだけですますようですが、他のサイトに「ミャンマーの結婚式が10万程度で終わる」と記載されているのは、おそらく食事会しかやらなかった場合です。

そしてこの際、僧侶に寄付を渡している様子やお祈りをしている様子等をできる限り写真に残しておくことが肝要です。結婚証明書の取得に必要となってきます。

(2)披露宴

原則、僧院での寄進とは別の日に行います。

会場はホテルかレストラン、招待客は家族や親族だけではなく、友人知人からただの近所の人まで多岐に渡るそうです。ホテルやレストランのグレードは女性の階層により異なりますが、中級ホテルの場合は20~30万が相場と聞いています。服装については本人たちは正装ですが、日本人の参列者はスーツでも可、ロンジ―を着る場合は祝賀用のものを用意することのことです。

なお僧院で行う場合もあるようですが、エアコンがなくトイレ環境が劣悪なためお勧めできないそうです。

また披露宴ではご祝儀があるため引き出物の用意が必要となりますが、専門店を利用すると簡便。ご祝儀で5000チャット札の新札があった場合、取っておくとよいとのことです。後で使います

(3)結婚証明書

結婚証明書二通を事前に用意し、裁判官の前でお互いにサインをし、立会人二人のサインをもらい、最後に裁判官の署名をもらうことで完成します。

女性が仏教徒の場合、その伴侶も敬虔な仏教徒であることが求められるので、その証明のために前述した写真が必要となります。

また外国人との結婚の場合は、ミャンマー人同士の結婚の場合と準備する書類の種類と部数が違うため必ず事前に確認することが肝要。ちなみに日本人男性側の必要書類はパスポートのみです。

さらに手続きをスムーズに進めるためには、部署が変わるごとに袖の下を渡す必要があり、この際先の5000チャットの新札が必要となります(縁起のいいお金とされているそうです)。ちなみにこのお客様は、最後に書類を作ってくれた裁判官には30万ks(約23000円)ほど包んだとのこと。書類に不備がなく袖の下が足りていればて手続きは一時間で済むそうです。

以上です。

新情報が入り次第、また加筆・修正いたします。

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ミャンマー・日本の恋愛事情を語る!

my voice:News of Myanmar というYoutubeチャンネルに「ミャンマー・日本の恋愛事情を語る!」という動画があったので転載いたします。私もまだ全部観ていませんが、なかなか興味深い内容です。

ちなみに動画の男性はミャンマー名を、女性は日本名を名乗っていますが、男性は日本人で、女性はミャンマー人です。日本風の化粧をすると本当に日本人と見分けが付かないですね。

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第五回ミャンマー視察(2018年1~2月)(5)

旧ブログのエントリを加筆・修正したものです。青字は現在視点からの解説です。

第五回ミャンマー視察(2018年1~2月)(4)

2月10日(土)

まず会員になっていただいたMY026さん。31歳の看護婦さんで、インド人風の美人でした。あまり私の友人にいないタイプで、かつ美人すぎていまいち現実味がなく、正直言って苦手とするタイプなので、あまり打ち解けることができませんでしたが、こちらの質問にハキハキと答えるしっかりとした女性でした……と最近仲の良いミャンマー人の女友達に「若い女の子とデートするのが仕事でいいわね!」と嫌味を言われたので、一つ言っておきますと、楽しかったのは最初の三人くらいで、やはり年頃の、しかも色々なタイプの女性をたくさん相手にするのは、疲れます。そんなわけにも行かないんですが、誰かに代わってほしいくらいです。

次は先日もお会いしたSさん。すっかり私になついていて、「どうしても先生(私のことです」にもう一度会いたいです!」というので、会ってきた。友達を一人連れてきて、彼女は31歳、ゴルフ仲間で、無二の親友だそう。二人とも浮ついたところが全然なくて、典型的なミャンマーで生涯独身コース……ミャンマー人の中には「ミャンマー人は家族仲がいいから独身でも問題ない」という人もいるのだが、昔みたいな貧しい国のままだったら、家で小さな商売を営んで家族一緒に仲良く暮らすということにでもなるのだろうが(そして店番でもしていたら、なんとなく仕事をしている格好になったので、男性の怠惰が露わになることもなかっただろう)、このまま経済成長が続けば事情も変わってくるはず。進学や就職のために住居を変える機会が増え、家族が離ればなれになることも多くなるだろうう。実際、留学生や実習生として来日した私のミャンマー人の友達は、病気になった時などは、とても心細そうな顔をしている。彼女たちだっていつまでも「可愛い女の子」ではない。年老いて、身体の自由が利かなくなった時に寂しい思いをしないか、とても心配。

最後はLさん。この日はちょっと高めの和食レストランでごちそうしてやろうと思っていただが、この前と同じく何も食べようとせず、結局、抹茶アイスを食べただった。どうやら体重を気にしてあまり食べない性質のようだ。そして薄々気づいてはいたのだが、彼女はお金持ちの娘らしく、またこれは勘違いしていたのだが、彼氏は某中国系大企業に勤める中国人とのことでした。写真を見せてもらったが、ハンサムにはほど遠いコミカルな感じの男性だった。も彼女は中国に住みたくないので、彼と結婚する気はなく、そのことをはっきりと彼にも伝えているそう。また中国人男性に比べてミャンマー人男性はどうだ?と尋ねると、「ミャンマーの男は嘘をよく吐くし、浮気症」と答えた。一度ミャンマー人男性と付き合ったことがあるすが、その時はDV被害を受けて散々な目にあったのだとか。正直、こんなお金持ちのお嬢さんが私の相手をする理由は何もなく、体良く無料日本語教師に利用されているのはわかっているのだが、こちらとしても彼女の話は面白いし、何よりも可愛いしね。会わずにはいられない。

2月11日(日)

久しぶりにダマレキタ僧院へ。僧院へ向かうタクシーの車窓から友だちがやっている日本語学校が見えたので、挨拶をしに顔を出す。僧院には知っている顔がおらず、ちょっと時間を持て余した。N先生とその夫と子供が迎えにきてくれて、近くのスーパーマーケットへ行ってお茶。ものすごく高いロンジーをプレゼントしてくれて恐縮した。

2月12日(月)

ミャンマー滞在の最終日にMY035さんに「お土産の漫画が余ったから」と言って、もう一度お会いしてきた。もちろん「余った」というのは口実で、最初にお会いしてきた時、なかなか素敵な女性だなと思ったので、計画的に余らせて、もう一度会う機会を作ったのだ。今度はスーレ・スクエアの二階にある日本人にも人気のシャン料理のレストランで一緒に昼食。彼女は胃の具合が悪い私のために油をあまり使っていない料理を注文してくれた(とても美味しかったです)。

昼食を食べながら話題はなぜか「民族」の話。MY035さんが「ミャンマーには色々な民族がいて……」という話をしたので、私が「でも民族の違いっていうのは恣意的なものだから……」と返すと、「いえ、顔が違いますよ」と言うので、私が携帯のフォトライブラリにあるミャンマー人女性の写真を見せて「彼女の民族を当ててください」と尋ねたところ、彼女は一つも答えられず、苦笑いしていた(が、彼女は「民族の違いは恣意的」という話に納得が行かなかったようで、後日、知り合いの日本人ガイドから話を聞いてきて、再び私に論戦を挑んできた)。

その後、ヤンゴンのデートスポットであるカンドージ公園へ。生憎工事中で湖に架けてある橋を渡ることができなかったが、二人で公園の風光明媚を楽しみ、写真をパシャパシャ。私は、二年前右も左もわからず、なんのコネもないままミャンマーに来た時以来、彼女も久しぶりのカンドージ公園だったそう。公園を巡っている間に彼女の顎が上がり、息遣いも荒くなってきたので、時折「休もうか?」と声をかけたのだが、彼女は「大丈夫」という返事。ミャンマー人はあまり運動をしないので、いまいち体力がない。私がそう言うと、彼女は「でも私はたまにダイエットのためにエクササイズをしている」と言ったが、結局、いっぱい食べてしまうのであまり成果が上がらないのだとか。一時間半ほど公園を散策した後、彼女と別れた。

この後MY029さんと会う予定だったのだが、直前に彼女に仕事が入りキャンセルに。またミャンマー滞在中、今はタチレクにいるMY009さんとMY003さんとMY007さんの叔母から、「相手の男性は見つかったか?」という問い合わせがあったた。改めて人の人生を預かっている仕事なのだなと自覚し、気持ちを新たにした。

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第五回ミャンマー視察(2018年1~2月)(4)

旧ブログのエントリを加筆・修正したものです。青字は現在視点からの解説です。

第五回ミャンマー視察(2018年1~2月)(3)

2月6日(火)

恋愛相談に乗っていた若いミャンマー人女性に会ってきました。のCさんにお会いしてきた。日本人男性と遠距離恋愛をしていたCさんだが、最近、彼との関係を解消。現在は年下のミャンマー人男性と交際しているよう。彼女は彼のことをさほど好きでもないのだが、彼が彼女にぞっこんで、職場が近いこともあって、仕事が終わった後、毎日会っているそうだ。さすがミャンマー人男性はミャンマー人女性のことをよくわかっていて、このへんマメ。ちなみに彼の写真を見せてもらったのですが、御多分に洩れず、読書とコンピューターが好きな優男だった(このへん美女と優男参照のこと)。新しい彼氏はどう? と尋ねると、「今チェック中」なのだとか。

これに対して日本人の元彼のほうは、毎日メールを寄越すわけでもなく、彼女の誕生日を忘れたりして、次第に彼女の心は離れて行ったよう。まあ、彼は数回ミャンマーを訪れたことがあるだけて、ミャンマーの恋愛事情に通じてもいなかったのだろうが、それにしても彼が逃した魚の大きさに気づくのは、いつのことになるだろう? 利発で、努力家で、よく笑い、可愛らしい彼女みたいな女性は、なかなかいないと思うし、社会人になると笑っちゃうほど出会いがないので、20代半ばまでに結婚相手を見つけられないと、そのまま独身街道まっしぐらだ(私みたいに)。

もうひとりは彼女の友だちで、インド系ミャンマー人で、ムスリム、豚肉だけでなく鳥肉も食べないのだとか。現在、介護士として日本に行くために日本語を勉強中で、趣味で柔道をやっているそう。後で彼女のFacebookを見ると、やたら軽そうなミャンマー人男性とのアツアツ写真がいっぱい載っていたんですが、大丈夫なのかな? 真面目な女性があの手のタイプの男性に弱いのは古今東西変わらないようだ。

真相は逆で彼女が男をこましているらしい。お母さんは激昂しているのだとか。

2月7日(水)

Yさんに会ってきた。女性のリクルートを手伝ってもらっていて、さらに今回登録していただいた女性。42歳だが、スリムで透き通るような白い肌をしていて、とても綺麗な人。マンダレー外国語大学で日本語を学んだ後、しばらく日本語から離れていたのだが、30歳を超えてから日本語の勉強を再開。現在はオンラインの日本語教師をしている。が、ミャンマー在住の日本語話者にありがちなことだが会話は少し苦手。また一般のミャンマー人女性に輪をかけてシャイな性格らしく、面談の際は、終始緊張しっぱなしで、messenger で話をしていた時はわりと冗長だったのに、口数も少なかった。写真を撮る時も全然笑ってくれなかった。正直、もう少し話をしたかったな。

次にMY027さん。29歳の英語教師をしている女性で、利発でよく笑い、自分に対する自信と謙虚さの両方を兼ね備えた、一緒にいると気持ちのいい女性だった。また彼女はかなり信心深い女性のようで、毎日仕事が終わった後に寺院か僧院に赴き、一時間ばかり瞑想に耽っているのだとか。ミャンマー文化に対する造詣も愛着も深く、面談が終わった後、一緒にバスで帰っている間も車窓から見える建築物などをいちいち解説してくれた。

2月8日(木)

昨年の2月26日にMさんと一緒にマンダレーでお会いしたHさんにお会いしてきた。彼女は23歳にしてN3取得者、日本在住経験がないミャンマー人としてはかなり上位に入る日本語話者だ。昨年まではIT関係の仕事をしていたのだが、その日本語力を買われてヤンゴンの日本語学校にスカウトされ、現在は日本語教師として働いているのだとか。土日も休みではなく、毎日細切れに授業が入っているらしく、なかなか大変そうだが、仕事自体はやり甲斐があって楽しいと言っていた。この日はミャンマー料理のレストランでココナッツカレーをご馳走になった。日本に例えれば、5000円ほどの出費で、まだ給料の安い彼女にすれば財布が痛かったとは思うが、ミャンマー人は非常に面子を重んじる人々なので、こういうときは素直に好意に甘えるのが吉。カレーのほうはかなりの美味で、これは日本でも受けるだろうという代物だった。何かヒット商品があればミャンマー料理もタイ料理やベトナム料理のようにもっとメジャーになれるのだろうが。

2月9日(金)

MY005さんの紹介でKさんにお会いしてきた。彼女はMY005さんが日本語教師の家庭教師をやっていた際の教え子で、23歳、N5を取得して、実習生として来日する準備しているのだとか。笑顔が本当に可愛らしく、利発な女性だった。が、それはともかく、話をしているとどうも様子がおかしい。私はMY005さんに「日本人と結婚してもいいという友達がいたら、紹介してくれ」と頼んだのだが、彼女は私の仕事について何も知らない様子。すかさずmessengerでMY005さんを呼び出して事情を尋ねると、私の仕事のことは彼女に話していないという返事。どうやら友達の紹介だけはするから後は自分でどうにしろということのようだった……いや、それが難しいから君に頼んだんだけど。結局、初対面の相手にいきなり「日本人男性と結婚しませんか?」と尋ねるわけにもいかず、彼女とは世間話に終始した。

その後は色々世話になっているMさんの家に行って姪御さんのCさんにお会いしてきた。昨年大学生になった彼女は同時に韓国人が経営する化粧品の店に就職(ミャンマーの大学はほとんど通信制で大学生は普段働いています)……が、その韓国人は金貸しもやっており、彼女の仕事はもっぱら借金の取り立てなのだとか。とてもじゃないけど年頃の女性のやる仕事ではないと私などは思うのだが、彼女は気丈に振る舞っていた……が、昨年はなかった頰のニキビを見ると人知れずストレスを溜めているのではないかと心配に。Facebook には友達、恋人、家族との楽しそうな写真を載せているミャンマー人女性ですが、恐らく彼女と同じく日本人には想像もつかない苦労をしている人も多いのだろう。そしてそんな苦労を「不幸」とも思わず、当然のこととして受け止め、なんとかやりくりしているのだろうが、こういった経験によってミャンマー人女性に共通する芯の強さが養われているのかもしれない。

また日本人との離婚経験があり、子供が一人いるMさんが、「結婚なんかしてもいいことは何もない。苦労するだけよ」と結婚に対してやたら否定的なので、その点についてCさんに尋ねると、やはり生涯独身は嫌だ、他の友だちもみんなそう考えていると答えた。やっぱそうだよねー。

第五回ミャンマー視察(2018年1~2月)(5)

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