第四回ミャンマー視察(2017年7月)(3)

旧ブログのエントリを加筆・修正したものです。青字は現在視点からの解説です。

第四回ミャンマー視察(2017年7月)(2)

7月25日(火)

朝10時にDICAへ。登録証を貰ってミャンマーにおける会社登録完了。ビジネスパートナー二人と一緒にスーレーへ。彼らは会社の印鑑を作りに行ったが、私はお腹が痛かったのでホテルに引き返し、速攻、トイレに駆け込む(苦笑)。しばらく部屋でパソコンをいじっていたが、煙草を吸いたくなって一階のロビーに降りると、既に彼らが来ていた。なんで声をかけてくれないのか(笑)。一緒に近くの日本料理屋に行って昼食を取る。その後、ホテルに戻って、北関東某県で実習生をしているミャンマー人の女友達から荷物を託された彼女の妹の到着を待つ。時間になると、彼女から「妹が到着した」というメールが入り、ホテルの表に出るが、たくさんの荷物をだるそうに抱えた青年がいるだけだった。彼に尋ねると、たしかに彼女の使いだったが、これは妹ではなく弟だろうと写真を撮って彼女にメールを入れると、彼は彼女の妹の彼氏ということだった。荷物を受け取り、お土産にランブータンを大量に貰う。思いの外、用事が早く終わったので、ホテルの近所を散歩。ホテルに戻ってパソコンをいじっていると、久しぶりにマノーラマ僧院で知り合ったRさんからメールが入り、今度のスピーチコンテストに出場するので、原稿を見て欲しいと頼まれた。彼女は現在とある日本企業で働いていて、話は限りなく脱線するが、私は彼女のことを絶世の美女と思っているのだが、ミャンマー人男性からすると、肌の色が少し黒いので、そうでもないらしく、彼氏はいないということである。まあ、彼氏のいないミャンマー人女性なんて珍しくもなんともないけど。ということで、暇だったこともあり、それ以上に下心も働いて、その日のうちに彼女の原稿を添削する。「概念」とか「競合者」とか難しすぎる言葉を使っている以外は、特に間違いもなく、なかなかよく書けていた、ただ内容が少しありきたり。そうメールを送ると、「本当にありがとうございます」という返事を貰って、ほっこりした。

この絶世の美女さんも今は日本で働いています。連絡はありません 😆 

7月26日(水)

10時頃起きる。昼食を取りに外へ出ると、激しい雨。途中で傘を買って、また昨夜複数のミャンマー人の友達から「ミャンマーでインフルエンザが流行っているから気をつけて」というメールが入ったので薬局でマスクを買う。道行く人々にマスク姿が目立つ。オンノウカウソエを食べた後、ホテルに戻る途中、MY004さんとバッタリ出くわす。なんでも最近引っ越しをしたらしく、なんと私が泊まっている通りの隣の通りに住んでいた。一声かけてくれればいいのに。ホテルに帰った後、残りの少ない日々に会いたい人複数に電話をかけるが、いずれも連絡が取れず。仕方なくFacebookに日本語学習の教材をアップして時間を潰す。夜は今回初めてスーレーの近くにあるビアホールに繰り出す。いよいよ今回のミャンマー訪問も終わりに近づいたと実感。

7月27日(木)

10時頃起きだして、ヤンゴン川の向こう側にある貧困地区のダラを観光するためにフェリー乗り場へ行く。そこでガイドだと名乗る女の子に捕まって、結局、10000チャットでガイドを頼むことに。フェリーは日本から寄贈されたということで、日本人は無料。対岸に着くと、ガイドと二人バイクに乗って繰り出す。最初に訪れたのはパゴダ。250人くらいの僧侶がいるということだが、かなり寂れていて、野良猫や野良犬がウロウロしていた。金曜日の仏様にお参りしたいと言って、ガイドの彼女に頼んだのだが、なかなか見つけられず、様子が変と思って聞いてみると、彼女はムスリムで普段パゴダなど来ないので、あまり知らないのだという(笑)。次は漁村。といっても小さな魚くらいしか取れないらしく、家も人々の身なりもかなりボロボロ。農家もあるのだが、一日働いても、2000チャットくらいの収入にしかならないのだという。その後、マーケットを冷やかした後、クリスチャンの男性が運営する孤児院へ行く。色々説明を受けた後、10000チャット寄付する。その後、フェリー乗り場に戻り、フェリーに乗ってヤンゴンに帰る。丁寧にガイドをしてくれたので、彼女にはガイド料として約束の二倍の20000チャットを払ったが、お金を貰えばもう用済みなのか、彼女は「ありがとう」と一言言ってお金を受け取ると、さっさと消えてしまった(笑)。まあ、いちいち他人の感情移入していられないほど生活に追われているのかもしれないが、やはりこういうのは寂しい。その後、ホテルに戻って昼寝。バイクに二時間ほど乗っただけなのに、ものすごく疲れた。その後夕食を食べて寝る。

7月28日(金)

11時にMY015さんの兄に会いにシェエダゴンバゴダへ。彼女の荷物を受け取ることになっていたのだが、約束の時間になっても彼は現れない。Messengerで彼女に連絡すると、なんでも彼は会社で事故にあって病院に行っているそうなのだが、大事ではないので、少し遅れてやってくるとのこと。しばらく待っていると、果たして彼はやって来て、写真でみたとおり、妹によく似たイケメンだった。私の中学時代の同級生にそっくりで少し笑えた。近くのレストランに入って食事をし、言葉が通じないミャンマー人との常だが、型通りの会話に終始して、和やかに別れる。会計は彼が持ってくれた。その後、同じ場所で7月13日に会ったSさんの妹と再び会う。彼女からも日本にいるお姉さんへの荷物を託されたのだ。荷物を受け取ると、タクシーに乗って二人でインレー湖へ。市民の憩いの場であり、デートスポットなのだが、いまいち水が綺麗でなく、乗り切れなかった。二人で湖のほとりにある食堂に入って、ジュースと天ぷらをいただく。途中、日本にいるお姉さんがMessengerの電話で参加して盛り上がる。余ったてんぷらは鳩と湖の魚にやった。彼女と別れて、タクシーでホテルに戻る。

7月29日(土)

12時にダマレキタ僧院へ。僧院長から昼食をご馳走になって生徒と先生を待っていたが、やって来た先生は、昨年お会いした細身が多いミャンマー人女性の中でも人一倍細くて若い女性だった。あちらも私のことを覚えて挨拶し、お土産に日本のマンガを渡す。授業はまだ「あいうえお」をやっている段階で、ミャンマー人の苦手な「つ」の発音を熱く指導して、先生に感謝された。段々私もコツを覚えてきたな。4時に僧院を辞去して、バスでスーレーに戻り、ビアホールで待っていたビジネスパートナー二人と弁護士とその妻と邂逅。場所をカフェに移して、しばらく懇談。終わった後、ホテルに戻り、夕食を食べに行って、またホテルに戻る。Facebookを見ていると、N先生が夫婦でインフルエンザに罹り、隔離病棟に入院した報が入る。心配になったが、夫婦そろって入院の記念撮影の写真をFacebookに載せている余裕があるころからして、容態は深刻ではないのだろう。実際、数日後、二人とも退院した。

7月30日(日)

11時にダマレキタへ。MMMさんが来ていると思って早く行ったのだが、結局、彼女は見当たらず(後で知ったが、彼女は僧院の近くの先生の家で日本語の自習をしていたそうだ)。僧院前の雑貨店で自習をしていた女の子の勉強を少し手伝う。1時頃からぽつぽつと生徒が集まり始め、BasicクラスのM先生とこの日はここで授業をやるらしいN4~N3のW先生もやって来る。一つの教室で授業を二つやっているのでとても騒がしかった。M先生は授業のやり方がとても上手く、おおかたのミャンマーの先生がほとんど全部自分で喋ってしまうのに対し、会話問題を生徒たちにやらせたり、練習問題を解かせたり、和文ミャンマー語訳をやらせたりと工夫を凝らしている。ということでほとんど私の出る幕がなく、もっぱらN4~N3のクラスを手伝う。4時頃、各先生と僧院長に挨拶をして僧院を辞去し、バスでスーレーへ。ルビーマート近くのホテルへ行って、ビジネスパートナー二人とともに、長年ミャンマーで事業をなさっているK氏と邂逅して、貴重なお話しを拝聴する。その後、ビジネスパートナー二人と一緒にスーレー近くのビアホールへ行って慰労会。ビールをしこたま飲んで、お互いの健闘を称えあい、再会を誓って別れる。

7月31日(月)

午前中は自分と日本に住んでいるミャンマー人の友達のためにお土産を買う。昼の1時半にホテルの人たちに挨拶をして、タクシーで空港へ。ダマレキタのBasicクラスのM先生が仕事で空港に行くので、会うことにしたのだが、2時半頃に空港に着いて彼女にメールを送ると、「予定が変更になって、3時半に行きます」という返事。が、待てど暮らせど、彼女はやって来ない。4時半頃、スピーチコンテストの原稿の添削をしてあげたRさんからメールが入る。実は前日にもまた原稿を見てあげて、会いたさのあまり、「直接会って教えるのでが一番いいんですが……」と言ったら、空港まで見送りにきてくれたのだ。国際空港のケンタッキーフライドチキンの前で一年ぶりに会うRさんは、手足がすらりと長く、髪が長く、凛々しさと幼さが同居する典型的なミャンマー美人だった。職場も住居も空港の近くだそうだ。コーラを飲みながら彼女が原稿を読むのを聞いたが、少し訛りが強すぎたので、修正してやった。コンテストの一次選考まで一週間、二次選考まで二週間なので、これでは間に合わないかもしれない。せめて一次選考を通過すればいいのだが……勉強が終わった後、プライベートな会話をしたが、彼女の日本語力の不足以上に、お互いの感性の相違によって、いまいち話が弾まず、とても悲しい思いをした(苦笑)。これは脈なしだ。でもまあ40歳も超えて20代半ばの女性とこうして二人でお茶を飲めるだけでも幸せと思うべきなのだろう。彼女と別れた後、ビジネスパートナー二人と邂逅。彼らも見送りにきてくれたのだ。彼らと別れた後、チェックイン手続きをしてゲートへ向かう。さてこの後が大変だ……。

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