Twitterやnoteなどで男性の非モテ問題を論じておられるすもも氏の論稿を元に私がミャンマー人との結婚をお勧めする理由を語ります。なおこの非モテ問題は4~5年前にすでにネット界の一部で喧々諤々と議論されたものであり、すもも氏はそれを精緻な統計・データ分析によって補強したものと言えます。わたしもかつて旧ブログのエントリにまとめたことがあります。
女性の上昇婚・上昇婚志向
ご存知のとおり日本人男性の未婚率は上昇の一途を辿っており、今や30%に達しようとしています。
(出典:平成27年版厚生労働白書)
その大きな要因の一つが女性の上昇婚・上昇婚志向です。「上昇婚」という言葉を聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、要するに「自分よりも収入・学歴の高い異性を求める」ということです。
(出典:日本女性の上昇婚・上昇婚志向)
しかも他国の女性に比べて勤労意欲が異常に低い日本人女性はこの上昇婚志向が世界でもっとも高く、さらに近年この志向が強まっています。男性を金でしか見ない女性が増えているということです。
(出典:「ATMにされたくない」婚活市場から撤退する男性たち)
つまり日本人男性は異常な世界に生きている普通の人々といえるでしょう(ちなみに欧米にはカップル文化というものがあって、「いい年をした男女が恋人もいないのは、とても恥ずかしいことだ」という風潮がとても強いので、女性もある程度下方婚を受け容れるそうです)。
従来の婚活産業でも解決せず
この未婚率上昇に相まって、今世紀に入って婚活ブームが起き、かつては日陰者だった婚活産業がすっかり社会に定着しました……が、それでも未婚率の上昇はとどまることを知りません。
すもも氏は論稿の中で婚活に乗り出している女性のほうがそれ以外の女性よりも希望年収が高いことを指摘しています。こういうタイプの女性のほうが金でしか男性を見てないのですね。
結婚相談所大手ノッツェが未婚の会員を対象に実施した「恋愛・結婚意識調査」(2012)では、女性が男性に求める希望年収が「500万円以上」が56.9%。一方、内閣府が一般的な未婚者(20~49歳)を対象とした「少子化社会対策に関する意識調査」(2018)では希望年収「500万円以上」が46.0%。婚活に乗り出している女性の方が希望年収が高いのである。
(出典※下線、赤色は筆者)
ちなみに従来の結婚相談所の成婚率は10%ほどだそうです。
https://twitter.com/kikonmikon/status/1272861573460054017
また某国際結婚斡旋会社を利用してベトナム人女性と結婚したある男性は、以下のように従来の婚活産業の盲点を指摘しています。
結婚サイト(yahooやブライダルネット)を使用して知り合っていくと、とにかくこの様なサイトを利用する女性は、なんらかの「訳」があることに気付かされた…その女性側の「訳」なんだけど、だいたい、・結婚に行きそびれた。・結婚前提の付き合いできたが、いざこの年で捨てられたので、出会いがない。・オタク、変なマニア、趣味にこだわり有り・太め・仕事、学歴、生き方などのプライドが高い人・収入が有り自立心が強く、別にあせってないよ的な人・要求が強い人(年収、身長、学歴)・婿養子希望、または、今住んでいるところから離れたくない人
(出典)
女性は男性よりも異性をみつけやすいのに、婚活産業を利用しなければ見つからないような女性は訳ありなのも当然といえば当然……というわけで近年結婚を諦める男性が増加しており、ソロ社会を提唱する論客も現れました。まあ、人生いろいろ。別に結婚にこだわらなくても……とも言ってもられないのは未婚の男性は幸福度が著しく低いというデータがあるのです。
(出典:男性社会の幸福な女性たち)
年を取れば、他の友だちは結婚して家庭を持ち、交際する機会も減って孤立を深めるというのは体感でもわかるところです。趣味に生きる……というのも私が老境に差しかかっていないのでわからないのですが、どうなんでしょうか?なんとなく虚しさを覚えるような気がします。
ちなみに独身男性は短命というデータもあります。
(出典:東洋経済オンライン「独身か有配偶かで異なる男女の「人生」の長さ)
……ということで男性が幸せな人生を送り、長生きするためには結婚するしかないということになります。この点すもも氏の「未婚男性の孤立から考える結婚のメリット」という記事が大変参考になります。
発想と行動を転換しよう
そしてお見合いの風習がすっかり廃れてしまった今、男性は自力で結婚相手を見つけるしかありません。非モテ男性には誰も興味を持ってくれません。女性はもちろんのこと、男性もまったく興味を持ってくれません。むしろ女性は年を取って性的魅力がなくなったり、母親になって男の子供を持ったりすると「非モテの辛さ」に理解を示すようになるので、女性のほうがまだましと言えます。
ここで私が言いたいことは以下の二つ。
1. 男性は非モテが通常運転
男性はモテないのが普通です。統計では半分以上の男性が生涯一度も女性から告白されたことがないそうです。思春期の頃を思い出してもモテた男性などクラスに数人で、みんな彼女一人作るのに四苦八苦していたはずです。ですからモテないからといってむやみに自分を卑下するのはナンセンス。衰えたりとはいえ、いまだ世界第三位の経済大国でいっぱしに生きている自分にもっと自信を持っていいと思います。40ヶ国を旅したことのある私に言わせれば、勤勉で真面目な日本人男性はグローバルスタンダードでは貴族階級です。
2. 婚活のステージを変える
従来の婚活産業で相手が見つからないのであれば、潔く結婚相手を見つける場所を変えましょう。時間と金の無駄です。男性も加齢とともに結婚相手としての価値が下がるので、早めの決断が肝要です。この点、すもも氏は自分が「上」になれる社会または男性の経済的地位の平等度が高い社会に移動することを提唱していますが、私はミャンマー人女性・ベトナム人女性をはじめとする東南アジアの女性を非モテ男性の結婚相手の選択肢の一つとして提示したいです。
ミャンマー人女性をお勧めする理由
ミャンマー人女性の一般的特徴のページと重なる部分もありますが、本稿に関係のあるところを抜粋して述べます。
1. 未婚率が高い
「ミャンマー人女性の未婚率が高すぎる」のエントリでも再三述べておりますが、ミャンマーをはじめとする東南アジアは俗に「ヒモ体質の浮気性」と言われるほど男性が怠惰なせいで、女性の未婚率が日本以上に上昇しています。言い換えればそこには広大な婚活フロンティアが広がっているのです。
2.上昇婚志向が低い
ミャンマー人女性からすれば、たしかに日本人男性の経済的地位は高いのですが、中産階級に属する彼女たちは母国に帰れば絶対に食うに困らず、勤労意欲も旺盛で自立心も強いので、金やビザのために意に染まない男性と結婚する気などさらさらありません。そして何よりも家族を大切に考えるので結婚相手の選択の際は人格を重視して考えます。なお中産階級の女性であれば「日本人と結婚したら金持ちになれる」という勘違いはしておらず、現実を知っております。
3. 真面目な男性というだけで非モテ脱却
母国の男性が怠惰なせいで彼女たちは男性を多くを求めず、①勤労意欲と②家族を大切にすることぐらいしか求めません。ということで平均的な真面目な男性であれば、それだけで彼女たちの心を掴むことができます。
4. コミュニケーションも問題なし
真面目な男性というだけでつかみはオッケーとはいえ、やはり彼女たちとて人並みに男性にリードされたいと考えています……が、デート場所は当たり前の遊興地・観光地、会話の話題に窮すれば日本語を教えてあげればオッケーです。日本語を教えるのはなかなか大変なのですが、四苦八苦しながら教えれば、そこに愛情と思いやりの気持ちを感じ取ってくれるはずです(とはいえできるかぎりでいいので女性が喜ぶ努力はしましょうね)。
ここで少し長いですが、すもも氏の「『男女間モテ格差』と『非モテ男性のつらさ』」に非モテ男性の独白が載っていたので引用いたします。
恋愛相談とは少し異なるのですが、僕は何度告白しても、女性と恋愛関係を結べずにいます。
僕が恋愛が出来ないのは女性との出会いが少ないからだと考え、女性と出会う回数を増やそうと、アプリで会えそうな女性を探しました。しかし、僕と会ってくれる人は現れず、結局「いいね」も貰えずアプリをやめました。
どうして「いいね」がつかなかったのかを考えて、僕に魅力がないからだと考えました。だから魅力を補うべく、遊んでくれる相手に食事をごちそうしたりして、金銭で魅力を補って洋服や恋愛のアドバイスを貰いました。
洋服をユニクロで揃えて、髪を切って髭を剃り。相席屋とかクラブ等に行ってみました。結果は何も変わらず、お金だけが消えていきました。
どうしてそうなったのかを考えた僕は、自身が女性に慣れていないからだと考えました。だから、僕は風俗に行って性経験をしてみました。彼女たちが僕の相手をしてくれるのは、彼女たちが応援しているホスト達の為に稼ぐ為であることを知って、僕は疲れてしまいました。
僕は、女性と性経験をして愛されたいです。僕は性経験の為に美しい女性を買う事が出来ます。しかし、その性経験には愛はついてこないのです。
僕は、恋愛結婚とは誰でもできるものだと思っていました。僕がされたような事は例外で、母親は育児放棄せずに子供を愛して、妻は夫を、夫は妻を愛するものだと思っていました。
僕はどうすればいいのかわかりません、神にもどうしようもない問題でしょう。
すももさん、僕に希望を、切り捨てられる少数にも幸せになれる希望を示して頂くことは難しいでしょうか?
長文失礼しました。
私の希望はミャンマー人女性です。
私も長文失礼しました。
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