コロナ禍で少子化加速
報道によるとコロナ禍により将来不安が増し少子化が加速するという予測を政府が立てているようです。普段はろくなことを言わない経団連様もこの事態に危機感を感じて、大変遅ればせながらオンライン婚活を推奨しはじめました。
経団連、少子化対策で提言 オンライン婚活の活用もhttps://t.co/BFt7KNEoSQ
不妊治療の保険適用や働き方の改革などに加え、若者の出会いの場として、オンラインの活用拡大を経団連として初めて言及した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 8, 2020
私はテレビをまったく観ないので知らないのですが、件のマッチングアプリを推奨するテレビ番組がいくつか放送されているようで、政界・経済界・メディアが一体となったわが国を極限まで衰退させた美しいコンボがここでも垣間見れて、大変心暖温まる思いです。
マッチングアプリの闇
けれどもこのマッチングアプリとやらがみなさまの成婚ひいては少子化解消になんら寄与しないのは火を見るよりも明らか。だってお互いの条件から入って交際・結婚に至るという意味では、従来の国内結婚相談所となんら変わらないのですから。地方在住の人には出会いの機会が増えるというメリットかもしれませんが、地方在住ゆえに交際を断られることも多々あるという程度にはこの世界も修羅のようです。試しに下記のリンク先のマッチングアプリ・ペアーズのレビュー欄を必読されることをお勧めいたします。
ペアーズのレビューが非常におもしろい。ざっとまとめると、ハイスペ、イケメン以外の男性はなかなか女性に会えず、課金で搾り取られ、メッセージで塩対応され、サクラに翻弄されるらしい。一方、女性は無料の上、いいねで自己肯定感が高まり、概ね満足できる模様。https://t.co/wghG7bMar9
— すもも (@sumomodane) October 22, 2020
私も読み込んでみましたが、やはり新しい知見は何もなく。やはり男性に比して女性に著しく優位にできているビジネスモデルで、そこには従来の婚活産業、ひいては世間と何も変わらない非モテ受難の修羅の世界が広がっているだけのように思いました。
というかマッチングアプリの利用によって女性が結婚相手をより探しやすくなったということで、逆に非モテ男性が魅力的な女性と結婚するのがますます難しくなるのではないのでしょうか? なぜなら女性にかぎって言えば、このようなマッチングアプリがなければ、身近でーー時には妥協してーー結婚相手を選択していたところ、このようなアプリの登場のおかげで普通なら出会えるはずのない男性と出会える可能性が出てきたからです。
このマッチングアプリのビジネスモデルは、大学レベルの教育など学力において上澄みの人間にしか役に立たないのに、あたかも万人に必要なものと思い込ませて予備校やFランク大学に多額のお金を入金させて、件の啓蒙活動を行っている学力上位層を学力下位層が万感の思いで養っている教育産業とまったく同じ構造です。
というわけですもも氏は以下のように述べていますが、私もまったく同じ思い。
産業化・見える化された出会いの時代で、非モテ男性は、企業に課金搾取されながらも、増やせるようになった試行回数を活かして、たまたまログインしたピュアな女性にいち早くリーチすべく、弾を打ち続けるしかないのだろう。
— すもも (@sumomodane) October 22, 2020
この点、彼はライトオタクや九州の女性をお勧めしていますが、私はミャンマーやべトナムの女性をお勧めしています(「ライト」という主観的要素が入ると若干難易度が上がると思います)。ピュアと言えばやはりピュアですよ、彼女たち。
その他気になった点
ただペアーズのレビュー欄を読んでいて気になった点が二つ。
一つは写真とプロフィールを疎かにしている男性が多いこと。私も仮登録する際に男性から写真を何枚かいただくことにしていますが、この際、適当に自撮りした写真を送ってくる男性が多すぎて困っています。男性からいただく写真は男性のお見合い写真です。お見合いの申込みがあったと聞いた女性は、口にはしませんが間違いなく内心心を踊らせています。そんな女性に初めて紹介するのが写真なわけですから、その写真が残念なものであれば女性もガッカリするでしょう。男性のみなさんには、良い写真を送ることはマナーの一環であることをぜひ理解していただきたいです。
二つ目は「イケメン」「若い」「高収入」がまるで婚活の三種の神器のように言われているようですが、「若い」「高収入」はともかく「イケメン」は必須ではありません。もしかしたら女性との交際経験が少ない男性は知らないのかもしれませんが、女性が興味あるのは男性の顔つきなのです。誠実そうな顔をした男性が、特にミャンマーやベトナムの女性に受けが良いのは繰り返し申し上げているとおりです。
一例を挙げれば、↓の動画は私が愛聴しているYoutuberのガジェットボウズさんで、ちょっと非モテ風なのが微笑ましいのですが(失礼!)、こういうタイプの男性はミャンマーやベトナムの女性に大変受けが良いです。安心と安全の日本男児です。
婚活産業を利用して結婚相手を探す男性は自分に自信がない男性が多いようですが、私たち日本男児は衰えたりとはいえ仮にも先進国の末席に連なる日本国の一員なわけですから、常識的な日本男児というだけで自信を持っていいと思います。実際、プライドがあるので彼女たちも口にはしませんが、ミャンマーやベトナムの女性たちは、日本人男性をものすごく頭が良くて仕事ができると思っており、中には「怖い」という人までいます(実際、日本人は平均学力が高く勤勉です)。
というわけで真剣に結婚相手を探している常識的な日本人男性のみなさま、あらためてよろしくおねがいします。
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