ミャンマーでは、30代後半でも結婚していない女性が比較的多く、統計データによるとミャンマー人女性の未婚率はASEAN諸国の中でも高い水準にあります。
本記事では、ミャンマー人女性の未婚率、その背景にある社会構造や教育状況、さらに日本での国際結婚のチャンスについて詳しく解説します。
1.ミャンマー人女性の未婚率

上図は、ASEAN諸国における35〜39歳女性の未婚率を示したものです。これによると、2000年の時点でミャンマー人女性の未婚率は18.6%でした。これはタイやフィリピンだけでなく、日本やシンガポールよりも高い数値です。
ミャンマーの社会状況を考えると、未婚率が下がっている可能性は低く、むしろ上昇している可能性が高いと考えられます。
2.なぜミャンマー女性の未婚率は高いのか
ミャンマーで女性の未婚率が高い理由の一つとして、女性の教育水準や社会進出の高さが挙げられます。ミャンマーでは一般的に女性の方が男性より勤勉であると言われ、学歴やキャリアの面で女性が男性を上回るケースも少なくありません。そのため、学歴や職業の面で釣り合う結婚相手が見つかりにくいという状況が生まれています。
具体的には、
- ミャンマーの大学進学率は約14%とされていますが、その男女比はおよそ3:7で女性の方が多い。
- 国家公務員の約50%(管理職の約40%)、学校教師の約80%、大学教員の約80%、医師の約80%が女性
- 社会の多くの分野で女性の割合が高い「女性優位社会」と指摘されることもある。
一般的に教育水準が高いほど女性の未婚率は高くなる傾向があり、正確な統計はありませんが、ミャンマーでは大卒女性の約3分の2が独身であるとも言われています。
3.在日ミャンマー人女性は増加傾向
出入国在留管理庁の発表によると、2025年6月末時点の在日ミャンマーの数は16万362人。2023年末は約11.4万人となっています。わずか1年半で約5万人近く増えている計算となり、その増加率は他国を引き離して断トツトップとされています。
さらに、
- 2024年2月から徴兵制が実施され、同年5月から23~31歳の男性の海外就労が禁止。
- 海外就労に必要な「海外労働者身分証明書(OWIC)」の最新発行情報(2026年2月時点)では、80人全員が女性。
- 技能実習生制度(最長5年)が育成就労制度(最長3年)に置換され、特定技能制度(最長5年)と合わせても、日本での最長滞在期間は8年に短縮。しかも、業界では企業負担が大きい育成就労制度は利用されないとされ、実質、特定技能一本に絞られる可能性が高い。つまり、日本での最長滞在期間が5年に短縮。
こうした事情から、在日ミャンマー人の男女比は女性超過になることが予想され、ミャンマー人女性は在日外国人女性の中でも最も結婚のチャンスが多い存在であることは間違いありません。
4.現実的な結婚のチャンス
ミャンマー人女性との結婚は現実的に十分可能ですが、必ずしも“よりどりみどり”というわけではありません。
- 現在、情勢不安を理由に、在日ミャンマー人にはほぼ全員、緊急避難措置の特定活動の在留資格が付与されており、日本で生活を続けることができる(ただし、ミャンマー人の間では、この在留資格は不安定なものと認識されています)。
- 在日外国人同士で子どもが生まれると特別在留許可が下り、定住者資格が取得できるため、半永久的に日本で生活することが可能。
- 技術・人文知識・国際業務の在留資格、特定技能2号、介護士といった難関とされる在留資格を自力で取得するミャンマー人女性も少なくない。
こうした事情により、在留資格または金銭目的で日本人男性との結婚を希望するミャンマー人女性は少ないというのが現状です。
5.結び
本来、結婚が愛情と信頼で結びつくものであることを考えれば、在留資格または金銭目的の結婚がいかに歪なものか今一度考えていただきたいと思います。
在日ミャンマー人女性の場合、2026年2月時点で次の特徴があります。
- 年齢差10~15歳くらい
- 日本人女性との婚活より、年収が平均して200万円ほど低くても成婚可
- 日本人女性に比べて競争率が圧倒的に低い
以上の事実を踏まえ、自分の可能性と限界を考えて、戦略的・現実的に振る舞えば、必ず良き配偶者に巡り会えると思います。
以上です。
