婚活では、自分の経験や周囲の話だけで判断してしまいがちですが、実際のデータを読むことも大切です。
データを見ることで、自分の年齢や年収が婚活市場の中でどの位置にあるのか、客観的に知ることができます。こうした情報を知っておくことは、婚活のコストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを良くすることにもつながります。
今回は、IBJが公表している「IBJ成婚白書(2024年度版)」や内閣府の研究を参考に、ミャンマー人女性との結婚という観点から、年齢差や年収などについて考えてみたいと思います。
1.日本の結婚市場の現実(内閣府研究)
まず、日本の結婚市場全体について見てみます。
内閣府の研究では、独身者の希望条件(年齢・年収・学歴など)をもとに結婚市場のマッチングを分析しています。その結果、男女双方の条件が一致して結婚が成立する確率は約3.8%という結果が示されています。
また、希望条件に合う相手がそもそも存在しない「ミスマッチ」は約42%に達するとされています。
さらに興味深いのは、女性の方が結婚相手に対する条件が厳しい傾向があり、それがマッチングの制約になっているという点です。
つまり婚活では、
- 条件が合う相手が少ない
- 希望条件が高すぎると成立しない
という現実があります。
この研究では、婚活市場では自分の条件に応じて希望条件(留保条件)を調整する行動が見られることも指摘されています。つまり、自分の立ち位置を理解することが、婚活では非常に重要だということです。
年齢
次に、実際の婚活データを見てみます。
IBJの「IBJ成婚白書(2024年度版)」によると、結婚相談所の利用者は年々増えており、特に20代男性の入会が増えているとされています。
その結果、婚活市場では以前よりも年齢の影響が大きくなっていると考えられます。
成婚したカップルの年齢差を見ると、
- 30代男性:1〜3歳差
- 40代前半:4歳差
- 40代後半:6歳差
という傾向があります。
つまり、日本人女性との婚活では年齢差はそれほど大きくないケースが主流です。
一方、ミャンマー人女性との結婚の場合は少し事情が異なります。
実務的な感覚としては、10歳差程度、場合によっては15歳差程度まで受け入れられるケースも珍しくありません。
この点は、日本人女性との婚活と比べて大きな違いと言えるでしょう。
人格
次に重要なのが人格(人柄)です。
ミャンマーの事情に詳しくない方の中には、ミャンマー人女性との結婚について、在留資格の取得や金銭的な理由が主な目的ではないかと考える人もいるかもしれません。しかし現在は、日本で働いたり滞在したりする制度が増えており、状況は以前とは大きく変わっています。
- 現在、情勢不安を理由に、在日ミャンマー人にはほぼ全員、緊急避難措置の特定活動の在留資格が付与されており、日本で生活を続けることができる(ただし、ミャンマー人の間では、この在留資格は不安定なものと認識されています)。
- 在日外国人同士で子どもが生まれると特別在留許可が下り、定住者資格が取得できるため、半永久的に日本で生活することが可能。
- 技術・人文知識・国際業務の在留資格、特定技能2号、介護士といった難関とされる在留資格を自力で取得するミャンマー人女性も少なくない。
このように、現在では結婚以外にも日本で生活を続ける方法が複数存在しています。そのため、以前のように「日本に残るための結婚」というケースはそれほど多くなく、実際の婚活では人格や相性がより重視される傾向があります。
年収
婚活では年収も重要な要素です。
日本人女性との婚活では、年収が大きく影響することが多いですが、ミャンマー人女性との婚活では少し事情が異なります。
実務的な感覚としては、
日本人女性との婚活より年収が200万円ほど低くても成婚するケース
は珍しくありません。
もちろん年収が高い方が有利であることは間違いありませんが、ミャンマー人女性との婚活では
- 年齢
- 人格
などの要素がより重視される傾向があります。
今後の傾向
最近のミャンマーでは、23~31歳男性の海外就労が制限されているという状況があります。
そのため、日本に来るミャンマー人の男女比は、今後女性の割合が増える可能性があります。
このような変化は、日本国内でのミャンマー人女性との婚活にも影響する可能性があります。
まとめ
データや実務経験を踏まえると、ミャンマー人女性との婚活には次のような特徴があります。
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年齢差は10〜15歳程度まで許容されるケースが多い
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人格や相性が重要
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日本人女性との婚活より年収のハードルはやや低い
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今後はミャンマー人女性の割合が増える可能性
婚活では、こうしたデータを知ることで、自分の立ち位置を客観的に理解することができます。その結果、無駄な遠回りをせず、婚活のコスパやタイパを良くすることにもつながります。
