ミャンマー人女性の一般的特徴

Characteristic

1.顔が日本人に似ている。

ミャンマーは135以上の民族からなる多民族国家ですが、なんでもルーツは日本人と同じモンゴルにあるらしく、日本人に似た顔立ちの人がたくさんいます。他にも新生児に蒙古斑がある、言葉の語順や文法が日本語と同じ、納豆、豆腐、こんにゃくなどの食文化が同じといった共通点があります。ちなみに乃木坂46の斎藤飛鳥氏は母親がミャンマー人のミャンマー人ハーフ、タレントの黒宮ニイナ氏やマヘーマー氏はミャンマー人です。

2.落ち着いた性格

ミャンマー人は90%が敬虔な仏教徒であり、その生活の隅々に仏教の教えが浸透しています。そして自らの存在を輪廻という精神的・物質的プロセスの一部と考える上座仏教の教えが身についています。

またミャンマーの家庭では女の子の躾が非常に厳しく、特に母親が「夜に遊びに行っては駄目」「男の子と遊んでは駄目」「短いスカートを穿いては駄目」とかなり口うるさく、「我慢」ということを覚えるようです。

そのため、ミャンマー人女性はエゴが少なく、全体的に落ち着いた性格の人が多いです。家庭人となった際は、妻や母親といった「役割」に徹し、家族を中心に物事を考え、自分の我儘を通そうとすることが少ないです。

3.思いやりの気持ちが強い

ミャンマー人を含むASEANの女性の性格を形容する際、「純粋・素朴」というのは、馬鹿にしている感じがしてあまり好きではないのですが、貧しい人々への寄付や援助を日常的に行ったり、他人の子供をものすごく可愛がったり、老いた親の面倒を最後まで看たりしている姿を見ると、たしかに何かホッとさせられる面はあると思います。ちなみにイギリスのあるチャリティー団体が毎年発表している世界寄付指数という数値において、ミャンマーは2014年~2016年に三年連続で世界一に輝いています。他の上位国はすべて欧米の国なので(節税目的の寄付が多いらしいです)、これはかなり特異なことといえます。

4.夫を立てる。されど……

妻となったミャンマー人女性は、一昔前の日本人女性のように三歩下がって夫を立てる感じで、夫に対して献身的なのは間違いありません……が、一部で指摘されているように、夫に従順で、ひたすら夫の言うことを聞くわけではありません。寧ろ逆、妻は家庭の主導権を完全に握り、ミャンマーには恐妻家をネタにした小話がたくさんあるほどです。つまり夫が真面目に働き、家族を大切する限りにおいて夫に従順ということであり、夫が浮気をしたり、酒や博打に溺れたりすれば、当然、怒ります(ちなみにミャンマーの法律では、男性の浮気が原因で女性から離婚を申し立てられると、男性は全財産を持っていかれます)……が、ミャンマー人女性と結婚した日本人男性は皆口を揃えて「自分の妻は従順だ」と言います。つまり現代日本人男性が女性に求める「従順さ」なんて、その程度のものであり、それすら現在の日本からは失われてしまったということでしょう。一言でいえば、現代日本人男性は少し人が善すぎるのです。

5.働き者

ミャンマー人女性はASEAN諸国の中ではラオスに次いで労働参加率が高く、結婚・出産後も働くのが普通で、さらに家事全般も請け負います(かといって、なんでもかんでも女性に押しつけてもいいと言っているわけではありません)。留学生や実習生として日本に来ている人たちは、本国では中産階級に属する人々なのですが、日本では日本人がやりたがらないハードな仕事に就いて、こちらが感服するほど一生懸命働いています。

6.女性としての規範意識が強い

ミャンマーは「男性は男性らしく、女性は女性らしく」という社会的規範が強く、たとえキャリア志向の女性でも女性らしさを失っていません。典型例がアウンサンスーチー氏です。特に若い女性は日本人と同じくお洒落にもグルメにも恋愛にも興味があり、シャイと評されることも多いですが、打ち解ければかなりお喋りです。

7.恋愛や結婚を運命と考えている

ミャンマー人は恋愛や結婚相手と巡りあうことを前世の運命と考えているところがあります。ですから男女とも日本の(一部)のように積極的に異性を口説くということは、運命に逆らうものとして忌避され、そういうことをする人間は軽蔑の対象となります。知り合って、親交を深めて、時には双方の友達や家族ぐるみで、ゆっくり愛情を育んでいく感じです。但しひとたび恋人となれば、(女性からは、はしたないとされるので)男性が積極的にアプローチすることが求められます。これは5で述べた「男性は男性らしく、女性は女性らしく」という規範意識の強さにも通じます。

8.男性に求めるものは、勤労意欲と家族を大切にすること

ミャンマー人女性が男性に求めるのは、1.勤労意欲と2.家族を大切にすることです。逆に言えば、これだけですから、大抵の常識的な日本人男性なら、それに応えることができると思います。もちろん、交際期間中の女性は「自分を大事にしてくれるか?」という視点から男性を見極め、男性に対する独占欲も強いですが、それも将来の家族を大切にすることに繋がるからです。ここにも女性が自分ではなく家庭を中心に物事を考える考え方が現れています。ちなみに高卒以上(あちらでは高学歴の部類です)のミャンマー人女性に好みの男性のタイプを尋ねると、判で押したように「真面目で優しい人」と答え、「かっこいい人」「男らしい人」などと答える人は皆無です。そして既婚のミャンマー人男性は優男風の男性が多く、またミャンマー人女性と一緒になっている日本人男性も優男風の男性が多いです。

9.貞操観念が強い

ミャンマーでも都市部では見合いの風習が廃れ、自由恋愛が主流ですが、それでも大半の男女が結婚式を挙げるまで貞操を守ります。またミャンマーの法律では、仮に結婚前に男女の関係になった場合、女性が証人を5人立てれば法的に結婚と見做され、男女が同居した後に結婚を拒否した男性には最高懲役5年の実刑が科せられ、女性を妊娠させて結婚を拒否した男性には最高懲役7年の実刑が科せられというように特に女性の貞操は社会的に守られているといっても過言ではありません。

10.未婚率が高い

拙ブログ「ミャンマー人の妻を探して」の「ミャンマー人女性の未婚率が高すぎる」にも書きましたが、現在、ミャンマー人女性の未婚率は上昇の一途を辿っており、2000年の時点で35歳~39歳の女性の未婚率は18.6%と日本よりも高く、また2016年10月10日付のミャンマージャポンの「結婚しないミャンマー人女性の割合がアセアン内で第2位に」という記事には、50歳までに未婚のミャンマー人女性は12%と報告されています。またミャンマー国民の約70%が農民で、現在でもそのほとんどが親の決めた相手と見合い結婚をしますから、主に都市部の高学歴女性に未婚が多いと推察されます。データはありませんが、大卒女性の未婚率は3分の2に上るという話があります(ミャンマーの大学進学率は10数パーセントで、そのうちの約70%が女性)。そしてその中には「真面目で優しい日本人男性となら結婚してもいい」という女性がたくさんいるのです。

11.親日的である

ミャンマー人、特に日本語を学習していたり、日本関連企業で働いているミャンマー人は、皆、日本が大好きです。私なんかからすると、過大評価のように思えるのですが、ミャンマーから帰ってきて、整ったインフラ、親切で優秀な役所、ごみ一つ落ちていない道路などを見ると、さもあらんとも思えます。色々問題は多いけれど、いまだに日本はそこそこの国なんだなと。

以上、ミャンマー人女性の一般的特徴を述べましたが、もちろん、個人差はありますので、そのへんはご自分の目で見極めていただきたいと思います。

 

参考文献

国際結婚成功の秘訣は、男性が相手の女性の国の文化や風習を尊重して理解することです。以下に挙げた文献を読んで、ミャンマー理解を深めましょう。

執筆陣が多彩、扱っている情報も歴史・文化・自然と多岐に渡っており、ミャンマー入門書としては打ってつけです。この手の本は書いてある内容を鵜呑みにするのではなく、目次を見て論点を整理するのに役立ちます。

なんだかんだいって情報満載。ミャンマーの地図が頭に入ります。

相手の女性の国の言葉を少しでも話せるようになるのが、最大のレスペクト……ですが、かくいう私も忙しさにかまけて、ミャンマー語学習を怠っており、いまだに挨拶程度しか話せないので、偉そうなことは申せません。すみません。

ミャンマーの特に現代史を知るには打ってつけの一冊です。必読。

時折ミャンマーの僧院を訪れては学究生活を送っている気鋭の若い研究者の方が著した一冊。上座仏教を知らずしてミャンマーを知ることはできません。これが難しすぎるというのなら、同じ著者による本書の普及版「講義ライブ だから仏教は面白い!」がお勧めです。

起業家の方が書いただけあって、ややポジティブ思考が過ぎる部分がありますが、ようやく高度経済成長期を迎えた現在のミャンマーの雰囲気がよく分かります。

主にベトナム人にページが割かれていますが、ミャンマー人に当てはめても同じこと。そのへんで新聞配達やコンビニのアルバイトをしている外国人が、本国ではエリートだったりします。

 

……とここまで書いておいてなんですが、百聞は一見に如かず、機会があれば一度自分の足でミャンマーを訪れて、自分の肌でミャンマーを感じるのが一番です。是非ミャンマーを訪れてください。