先日、お見合いをした両人が婚約という運びになり、現在結婚手続きを進めています。
結婚手続きは(1)各市町村区役所への婚姻届の提出(2)入国管理局への配偶者ビザの申請の二つからなります。そしてミャンマー人女性の必要書類として(1)で①独身証明書②ファミリーリスト(戸籍)が、(2)でミャンマーの結婚証明書が求められます……のですが、ご存知のように現在ミャンマーは不測の事態にあり、現状は以下のようになっています。
■(1)について
①独身証明書②ファミリーリスト(戸籍)は女性の家族がヤンゴンの業者の元に赴き、①②の日本語訳と公証弁護人の公証を作成してもらい(この代金が約500ドル)、日本に郵送という運びになります。……が、現在ヤンゴンは非常に危険な状態にあり、家族が業者の元に赴くこと自体が危険、そもそも業者が営業しているかどうかわからない。さらに現在日本・ミャンマー間の郵送もストップしている状態です。
■(2)について
ミャンマーの結婚証明書は原則現地でしか取得できないのですが、東京にあるミャンマー大使館でそれに準ずる書類の取得が可能。取得のためには二人の名前が記載された戸籍謄本が必要です……が、日本で出会った旨を入管に説明すれば、このミャンマーの結婚証明書の提出は必要とされないことがあります。実際、日本人男性と結婚している私の友人のミャンマー人女性は誰もミャンマーの結婚証明書を提出していません。ですから今回もこれはパスしようかと思っています。
↑の条件下で結婚手続きを進めていたのですが、(1)の業者は現在も営業中であることが確認され、女性の家族が危険を犯してそこへ赴いて滞りなく手続きを終え(現在、ミャンマーではSIMカードもポケットWifiも使えずみな情報不足に陥っており、ご家族は業者の指示に従って安全なルートを辿って行ったとのことです)、明日にでも日本語訳と公証弁護人の公証が取得できるとのこと。よくやってくれました。本当に助かります。
問題は日本への郵送ですが、タイからの郵送を考えているのですが、現在、ミャンマーからタイへは原則入国できず、入国審査のゆるいミャワディ(ミャンマー)からメソート(タイ)へ抜けることも考えたのですが、3日ほど前、このミャワディの町の橋、市場、パゴダで爆発があったということで、これも難しいのではないかと思っています。最悪書類の写真を撮って役所とかけあうしかないのかな?
というわけで、現在私は日本にいますが、仲介したお二人とともにこの難局と戦っております。最後に愛は勝つと信じて。
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