Twitterで元結婚相談所の中の人(@kikonmikon)という方をフォローしました。スマートなHPなどを作って集客を図っている既存の結婚相談所の本音ただ漏れでなかなか勉強になります。やっぱり結婚相談所の人たちってこういこと言ってくれないんでしょうか?下記のツイートを読む限り、入会金+月額費である程度客からお金が取れてしまうので、ぶっちゃけ成婚してくれなくて長く業界を漂ってくれるほうが金になるので、あまり言わないのかもしれませんが。
結婚相談所の費用内訳は
入会金+月額費+成婚料となります。1年続けて成婚退会した場合は
20万円〜60万円
1年続けてお相手が見つからない場合は
15万円〜40万円高いお金を払って後悔する前に
ご自身がとにかく結婚をしたいのか
恋をして結婚したいのか整理してから
お申し込みください。— 元結婚相談所の中の人 (@kikonmikon) July 17, 2020
まあ、ビジネスモデルとしては正しいのかもしれません。会員の方の幸せはともかく。
考えてみれば当たり前ですけど、婚活ビジネスは結婚したいけどできない状況を維持することが一番いいですからね。
— なか🐣🌍 (@nufuu_nufuu) July 2, 2020
話を元結婚相談所の中の人に戻して、その固定ツイートが奮っています。
これから相談所登録する方へ。
ここに夢はありません。あるのは現実です。結婚出来なかった人がお金を払って結婚のサポートをしてもらう場所なのです。
元彼元カノ以上のイケメンも美人もエスコートが上手な人もいません。
ここは恋をする場所ではないのです。— 元結婚相談所の中の人 (@kikonmikon) June 12, 2020
特に男性よりも異性を見つけやすい女性で結婚相談所に登録する女性は、「国際結婚仲介会社を通してベトナム人女性と結婚した男性のお話」のエントリにもあるとおり、訳ありが多く、また結婚相談所ではいい男性もいい女性も希少なので、そこに異性が集中して実は世間一般よりも競争率が高いというのは度々指摘されているとおりです。
そしてこんなことを言うと怒られるかもしれませんが、このエントリを踏んでしまった人も含めて結婚相談所の門を叩く男性もまた結婚市場においては余り物なのです。結婚に関してなんらかの短所を抱えているからこそ、ここに至っているわけです。特にこれまで普通に恋愛をこなしてきて、気づけばアラフィフィ、もう子供がほしければ東南アジアの女性しかいない……という感じで国際結婚斡旋会社の門を叩く人(この場合短所は年齢)にこの自覚がなさすぎるような気がします。あまりにも非現実的な要求の多いこと多いこと……後述しますが45歳を超えてしまうと、ミャンマー人女性やベトナム人女性にまで手を広げても自身の結婚相手としての価値はガタ下がりしているのです。年収も社会的地位も関係ありません。オスとしての生物の価値が落ちているのです。そのへんに自覚がないとここでもやはり失敗して生涯独身コースとなります。そして独身男性の幸福度が著しく低く、おまけに短命であることは何度も申し上げているとおりです。
これを見ると独身男性だけ社会から孤立していますね。私、2年前に胆石で入院しているのですが、医者や看護婦はものすごく事務的に接してきます。毎日病人に囲まれていちいち同情していては身が持たないので当然といえば当然ですが、映画のように看護婦が手を握ってくれることもありません。その時は短期の入院でしたが、末期の入院で一人きりというのはたまらないと思いました。たとえ臨終の際には立ち会えなくても死の直前の家族の顔を見れれば、少しは気持ちも和らぐかなと。ちなみに私の親族が医者をやっているのですが、一人で死ぬ人は男女の分けなくとても寂しそうだと言っていました。誰も中島みゆきのように「一人きりで生まれて来たのだから一人でいるのが当たり前なのよ」と悟れるわけではありません。
そうならないためには絶対に妥協は必要です。元結婚相談所の中の人が言うとおり、恋愛をあきらめた人から結婚できるのです。またミャンマー人女性やベトナム人女性にしても最初から外国人と結婚したいと考えている人はあまりいませんので、実は日本人男性との結婚は一種の妥協なのです。貧困層の女性でもなければ「日本人と結婚すれば金持ちになれる」などと勘違いはしていません。
それではなぜ私がそんな男性にミャンマー人女性やベトナム人女性をお勧めしているかというと、まず彼女たちが自国の結婚市場の落ちこぼれではなく、浮きこぼれだということです。理由はこれも繰り返し申し上げているとおり自国の男性たちが「ヒモ体質の浮気性」と言われるほど怠惰だからです。ちなみに日本と同じく高学歴の女性ほど独身が多く、格差が大きい社会ですからそういう女性ほどいろいろ魅力が備わっていることが多いです。
もちろん、そんな彼女たちのハートを掴むためには男性にもそれなりに魅力がなければなりません。人を余り物と言っておいて、そんな男性たちに魅力があると考えているのか?と訝しむむきもあるかもしれませんが、ミャンマー人女性やベトナム人女性からすると短所が短所でなくなるということがあるのです。
1.人格
繰り返し申し上げているとおり優男風の男性が受けます。彼らが男性に求めるものは①勤労意欲②浮気をしないの二つですから、大抵の日本人男性はクリアできると思います。結婚相談所の門を叩く男性は自分に自信がない人が多いそうですが、①②をクリアしているだけで世界の貴族です。こんなおためこがしで自信など湧くかとおっしゃるのなら、ぜひ女性と交際する中で自信をつけてください。自分と一緒にいる時に心からの笑顔を見せてくれる異性が傍にいて、自分には他人を幸せにする力があるんだとわかれば、おのずと自分に自信が湧くというものです。理論より実践です。
またこれに関連して、以前アラフォーの独身男性が「この年で童貞なんて申し訳なくて女性と付き合えない」とTwitterでつぶやいてるのを見かけましたが、ミャンマー人女性やベトナム人女性からすれば女性経験がないことはかえって長所となります。というのも彼女たちとて結婚相手以外とは性交渉を持たないのが一般的なのですから、相手にも同等の貞操を求めるからです。このへんも臆することはありません。
また女性と話すのが苦手というのなら、あちらはほぼ100%の確率で男性よりも日本語を話すのが苦手なのです。そして彼女たちの知的好奇心は非常に高いので、会話の中に日本語学習を持ち込めばとりあえず場は持ちます。このへんも臆することはありません。
あとは相手の女性の文化を尊重することができるか?ということがありますが、これも自分の考えに固執しなければなんとかなります。以前、「日本に住んでいるミャンマー人女性は日本の生活に慣れてすれているので、現地のミャンマー人女性を紹介してほしい」という男性がいらっしゃいましたが、誤解も甚だしく、日本に来てから人格が変わったような女性にはお目にかかったことがありません。そもそもすれるほどお金は持っておらず、またミャンマーの生活も楽ではないのです。むしろ日本で実習生や介護士をやっている女性たちは「日本の生活のほうが楽」と言います。けれどもこの男性は私の言葉に耳を傾けてくれませんでした。こういうタイプは国際結婚には向いていません。
また私のところに申し込んでくる男性はなぜか活字人間が多く、字面ばかり追いかけている傾向が強いのですが、そういう人に「相手を理解しろ」というと相手のことを全部知って、それを分析するようなことをするのですが、それは理解ではなく支配というものです。私が言う理解とは「お互いに理解できないことを理解する」ということであり、二人の間の適切な距離感を築くことです。↓のこの方の言葉が参考になるかと思われるのでぜひご一読ください。
巷では異性間において「理解」を求める場面が増えているようですが、はっきり言って「理解」は不可能です。
なぜなら男女は異性であり、異なる性質の存在であり、言ってみれば別種の生物だからです。
古くより男女は互いに理解に苦しむとしながらも「信じて」きました。
それが健全ではありませんか。— 藤田 秀昭 (@umeboshigunshi) July 8, 2020
2.年齢
Q&Aに書いてあるとおり、一般に大卒女性は15歳上、高卒女性は20歳上が許容範囲の限度です。20代より30代の女性のほうが許容範囲が広く、経済水準の高いベトナム人女性のほうがやや年齢に厳しい傾向があります。元結婚相談所の中の人によると、日本人同士では下記のツイートのようなミスマッチが生じするそうですが、ミャンマー人女性やベトナム人女性であればこれを解消できます。
お察しします。
30代男性→20代女性
40代男性→20代 30代前半女性女性は年齢+5歳程度を希望される方が多いので、アンマッチになってしまいがちです。
相談所をお考えの方は、これらの現実を踏まえた上でお申込してください。 https://t.co/Ok1T6iOa4i— 元結婚相談所の中の人 (@kikonmikon) July 4, 2020
3.収入
実はこれがもっとも優先順位が低く、ちょっとキャリアを積んでいる女性はその限りではないのですが、そうでない女性であれば年収300万以上でOKという女性もかなりいます。足りない分は自分で働いて補うという感じです。なにせ勤労意欲は日本人男性並みにあり、女性も働いて当然と考えておりますので。もちろん、日本語能力が壁となったり、子供ができたりすれば十全には働けないでしょうが、そんな心意気があるだけでも嬉しいじゃないですか。ちなみに年収はともかく、職業ステイタスについては、外国人なのでピンと来ないということもあり、女性たちの興味は皆無に近いです。
とにかくリスクやコストを負わず結婚相手を探すのは不可能です。なにせ死ぬまで寝起きをともにする異性を探すのですから。
まずそこに出向く時点で金目当てだと思われるジレンマがあるという、観測行為によって観測対象が変化するという制約があるんですよね。
人間関係や振る舞いは人間同士の出会い方に規定されるところがあるというのは結構普遍的な問題で。— 島本 (@pannacottaso_v2) July 12, 2020
結局良い人は自分がコストやリスクを負って、手間をかけて探すしかないんでしょうな。この世の法則みたいなとこります。
賃金を高くすれば優秀な労働者が集まると言うネットケインジアンやネットマルクシアンのアフォさにも同じことが言えますね。— 島本 (@pannacottaso_v2) July 12, 2020
もちろんみなさんも第一義には日本人女性との結婚を希望しているとは思いますが、元結婚相談所の中の人によると一年以上縁がなければ金と時間の無駄だそうで……そうであれば早急に結婚市場を移動すべきです。前述したようにミャンマー人女性やベトナム人女性相手でも加齢はデメリット以外のなにものでもないのですから。
結婚相談所で成婚に至るまでの平均期間は10ヵ月前後です。
1年を過ぎてもご縁がない場合は、残念ですが成婚は難しいでしょう。
2年程続けて退会される方が多いですが、お金と時間の無駄です。
1年で駄目ならば他の相談所を検討する事をお勧めします。— 元結婚相談所の中の人 (@kikonmikon) July 9, 2020
いろいろ婚活ビジネスが生まれても未婚率は上昇の一途。他に解決策があったら教えてくださいというレベルで、ミャンマーやベトナムをはじめとする中産階級の東南アジアの女性との結婚を有力な配偶者選択の一つとして私はおすすめいたします。
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