カテゴリー別アーカイブ: 国際結婚

国際結婚は下方移動ではなく平行移動

昔、男女問題について過激な発言を繰り返し、最終的には凍結を食らったeternalwind(通称エタ風)さんというアルファツイッタラーの方がおりました。

発言から察するに私より少し年上、”活躍”当時おそらく40代半ば、システムエンジニアをやっていて年収600万円ほど、独身でアニオタ、容姿は広島、阪神で活躍した金本知憲似、ご両親とお姉さんと川崎の某公団で育ったそうです。

で、そのエタ風さんが言っていたのですが、彼の周囲には40代の独身男性ばかり、それなのに誰一人婚活などしておらず、のほほんとしていて、それでも「いつかは結婚できる」と信じこんでいるんだそうです。

また昨今ツイッターで男女問題に関して鋭い発言をしているナンパ師の織田三郎さんは、宮崎アニメの影響について以下のように言及していました。

私を含め40歳以上の日本人は「ナウシカ」「ラピュタ」「トトロ」をはじめとする宮崎アニメに馴染み、有形無形の影響を受けていると思います――そこで私が思い出すのは件の「天空の城ラピュタ」の冒頭、シータが飛行石を光らせながら空から降ってきて、パズーの腕の中に収まるシーンです。

みなさん、真面目に働いていれば、いつか空から可愛い女の子が降ってくると思っていませんか?

そ ん な わ け な い で す!

結婚相手の女性というのは、死が二人を分かつまで寝食を共にして、一緒に子供を育てていく異性なわけです。基本。そんな相手がせめて人並みの努力なしで見つかるわけがないのです。

問い合わせを受けた特に40歳を超えた男性を見てちょっと気になったのは、みんないつまで経っても若い気持ちでいることです……いや、実際若いですよ、今の日本人の40代って。私の父親世代よりも10歳は若く見えるんじゃないでしょうか?

でもですね、40歳はやはり40歳、45歳はやはり45歳なんです。この事実は誰にも否定できません。そして45歳を超えてしまうと、婚活市場をミャンマーやベトナムなどの東南アジアまで広げても、中産階級の結婚適齢期の女性の選択肢は狭まってしまいます。Q&Aには「大卒女性は15歳上、高卒女性は20歳上が許容範囲の限度」と書いてありますが、これは日本人が若く見えるからであり、本当はそれよりも5歳下が限度というのが実情です。上記の許与範囲限度の男性を紹介すると、女性は「えー」という顔をして、年若の写真を見せるとようやく納得するという感じです。逆に言えば歳相応だと断られる可能性が高いです。

そして経済的要求はむしろ日本人女性に比べても低いとなると、日本人女性で見つからないから外国人女性というのは良いにしても(東南アジアの女性だって最初から外国人と結婚したいという人はいません。あくまでも次善の策です)、それは下方移動ではなく平行移動であるとうことを認識しなければなりません。つまり東南アジアの女性なら簡単に見つかるだろうという気でいると痛い目にあうということです。”離婚はご法度”というのを宗教や社会に叩き込まれているので、彼女たちが心重視というのは誇張でもなんでもなく、本当にそうです。実際、社会的地位や年収は十分でも年齢差があったり、性格的に合わなかったりすると、女性から断られる案件は発生しています。

だから、というわけでもないのですが、45歳を超えた男性の方は、自分の理想を100%満たすような女性に出会うのは至難の業であり、多少の妥協は必要だと思います。以前、申し込まれてきた男性で、それはそれは好人物だったのですが45歳を超えていて、それでもなんとか30代前半の大卒女性とお見合いの約束をするところまでのですが、男性の要求が「そんな女性この地球上にいるのか?」と思うほど事細かく、結局、実現しなかったということがありました。社会的地位も収入も立派で、好人物なのですが、いや、だからこそ妥協ということができなかったのでしょうが、そうしないとずるずると時は過ぎていき、お金と時間を浪費するだけだとけではないでしょうか?

家族計画を考えれば男性も30歳くらいで結婚したほうがいいです。早めの戦略転換が大事だと思います。

最新の国際結婚事情はこちらのエントリをどうぞ。

国際結婚業界の見通し(2021年9月2日加筆修正)

読んだらクイックお願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活アドバイス・婚活応援へ
にほんブログ村

国際結婚会社を通してベトナム人女性と結婚した男性

ここに国際結婚仲介会社を通じてベトナム人女性と結婚した男性の詳細な書き込みがあります。参考になると思われますので、引用しながら解説してまいります。

 

我は何故ベトナム人女性に魅了されたか?

30歳の自営業者。かつてバックパッカーをしてベトナムを旅行したことがあり、当時から「ベトナム人女性はすげえな」と思っていた……結婚するならベトナム人だと思っていた。その考えは、世界各国を渡り歩いても、日本女性と出会っても、事業を開業し成功した今も、結局は変わらなかった。

バックパッカーをして東南アジアの女性に魅せられたというのは、私と同じ口です。特にミャンマーとベトナム。とにかく付き合っていて気持ちが良かった……今もそうです。今となっては個々の欠点にも気づいているのですが、それでも全体としては好きです。その正体を今でもわかりかねているのですが、勤勉・勤労精神とか清貧とか、そんなところなんでしょうか?うーん、違うような気がする……。

ちなみに件の男性はベトナム人女性の魅力を以下のように語っています。

・日本人が忘れかけてしまった「素」であることの美しさが、たまらなく居心地がいい。

・自然な黒髪の美しさ

・化粧もせずとも、肌のきめが細かいので、すっぴんなのにすごく美人。ベトナム人はたいてい童顔なので30代でもかわいい人も多い。

・人前では控えめな性格なのに、影では情熱的。

・貞操観念が強い……普通の家庭では、親姉妹と常に生活しているので、日本と違いしっかり監視下にある。

・性格は明るく真面目、勤勉・皆勤。(まあ、これは人にもよるか。)

・貧乏・質素に強い。

・病気に強い。

・儒教の影響が強い。

そうですね。「素」の魅力ということかもしれませんね。

従来の婚活産業ではダメだった

ちなみに件の男性は国際結婚仲介会社を利用する前に従来の婚活産業を利用してようなのですが、そこである盲点に気づいたのだとか。

結婚サイト(yahooやブライダルネット)を使用して知り合っていくと、とにかくこの様なサイトを利用する女性は、なんらかの「訳」があることに気付かされた…その女性側の「訳」なんだけど、だいたい、・結婚に行きそびれた。・結婚前提の付き合いできたが、いざこの年で捨てられたので、出会いがない。・オタク、変なマニア、趣味にこだわり有り・太め・仕事、学歴、生き方などのプライドが高い人・収入が有り自立心が強く、別にあせってないよ的な人・要求が強い人(年収、身長、学歴)・婿養子希望、または、今住んでいるところから離れたくない人

女性は男性よりも異性をみつけやすいのに、婚活産業を利用しなければ見つからないような女性は訳ありなのも当然といえば当然ですね。

ベトナム人女性の結婚事情

そもそもなんだけど、基本ベトナムは女社会だから。女が働いて、男を食わす社会なんで、女性は一生懸命働いたり、勉強したりしています。因みにベトナム女性は30歳程度になると、自国での結婚はかなり難しくなります。今まで、頑張って幸せになる為に一生懸命やってきた女性たちは、その頃になると干されてしまうらしいのです……なんてかわいそうなことか。

この点はミャンマーとまったく同じです。おそらくミャンマーのほうがベトナムよりも状況はひどい。☓☓な男には目もくれない芯のしっかりした女性が独身でいることが多いです。詳しくは「ミャンマー人女性の未婚率が高すぎる」のエントリをご一読ください。

ちなみにこの男性は繰り返し東南アジアなら中産階級以上の女性との結婚をお勧めしていますが、これは私も同感です。

あらためて中産階級の女性との結婚をお勧めする理由

また結婚については母親の許可が必要であり、年齢差は母親の年齢が一応の目安になること、優男風が受けるというのもミャンマーと同じです。

そもそも市内のカップルを見回しても、年齢差がありそうなペアは、まず見かけません。容姿も気にしないわけではありませんが、ベトナム女性の嗜好感覚が日本人とずれているので、日本では人気がなさそうなタイプが受けたりします

東南アジアの女性は年齢差を気にしないというのは貧困層の女性にかぎっての話です。また件の書き込みは8年前のものであり、現在はベトナム人女性の年齢差の希望はより厳しいものになっています。私のベトナム人女性たちとの短い付き合いの中でもそれは実感します。

ベトナム人は、中国人の様に感情をストレートに表すことは無く、大声を出したりしません。基本的に控えめです。この変は、日本人と大変合っていると思われます。

これもミャンマーと同じです。私見では容姿についてはベトナムよりもミャンマーのほうが日本人に近く、文化についてはミャンマーよりもベトナムのほうが日本に近いような気がします。ベトナムはかつては漢字圏・儒教圏であるという共通点がありますからね。また食生活についてもミャンマー人は寿司は食べられるけど刺し身はダメ(これもよくわからないのですが 😆 )、ベトナム人は刺し身もOKという人が多いです。

ベトナム人女性の上昇婚志向

結局、よく言われるのが、ベトナム人は金目当てじゃないかとのことだけど、今は熱愛(?)関係にあることとはいえ、それは否定は出来ない事実だと思う。結婚と恋愛は違うから、生活していく上で、または家同士の問題も絡むわけで、必然的に男性側の収入に目が向けられることは万国共通でしょう。ましてや、男性の収入や仕事に一番難癖つけるのは日本の方だと思う

結婚は愛ではなく契約です。ですから文中にあるように女性が男性の経済力を当てにするのは当然のことといえるでしょう……が、ミャンマー人女性やベトナム人女性は勤労意欲旺盛であり「女性が働くことは当然」と考えているため、その上昇婚志向が日本人女性よりも低いというのは、私が繰り返し述べているところです。詳しくは「なぜ日本人男性は結婚できなくなったのか?――私がミャンマー人女性・ベトナム人女性をお勧めする理由」のエントリをご一読ください。

国際結婚仲介会社を利用するメリット

やはり業者を利用すれば・外見・性格(これは会ってみないと解らないが)・知性(学歴程度ならわかる)・貞操・家庭等、事前にわかる事が多いので、自分に合った人間に最短距離でたどり着く訳。忙しい自分には、それが一番よかった。

恋愛結婚ができるならそれが一番ですよね……が、なかなか出会いがないのも事実。仲介業者の責任の重さをひしひしと感じます。

ところで出会い系アプリなどで在日の東南アジアの女性と出会うことができると聞いたのですが、私の周囲の女性たちはみんなそんの存在すら知りませんでした。貞操観念の強い彼女たちがそいうものを積極的に利用するとは考えにくいので、そういうところで出会う女性には注意が必要だと思います。

また原文では国際結婚斡旋会社を通じての中国人女性との結婚について再三注意を促していますが、HuaweiやXiami、Oppoなどスマホ分野での大躍進を見ればわかるとおり、①中国の都市部の生活水準は日本に匹敵するかそれ以上に上がっていること、②中国は男性が4000万人近く余っており、その結婚市場は完全に女性の売り手市場であること、③中国人の方には「人生は虚しい」とか「生きることは哀しい」とかいう虚無感がまったくなく、常にポジティブ思考であること(だから自殺が少ない)ということは念頭に置いておくべきだと思います。

結婚にかかる費用

・紹介料 ※
・結婚式費用
・結納金・指輪等
・日本語学校の費用 ※
・来日までの生活費・滞在費(日本語学校のそばに住ませるので) ※
・来日費用(行政書士等) ※
・国際電話費 ※
・航空券・ホテル等の訪問デート費用 ※
etc

・初期投資に300万弱は覚悟したほうがいい

・日本に来ても基本的には、専業主婦以外になることは難しい

・国際結婚ってさ、車と同じで、ある程度余裕のある人間でないと難しいのかもね

※が国際結婚特有の事情です。

結婚式費用はミャンマーの場合だと中級ホテルで20~30万円くらいです。結納金・指輪は千差万別……でも①結婚式のご祝儀は実質すべて女性の実家に入ること、②日本に住めば半永久的に実家に仕送りできることを説明して、なんとかお客様の予算の範囲内に収まるように最大限努力いたします。このへんケチな名古屋人気質全開です。なお仕送りについては「いわゆる”仕送り”について」のエントリをご一読ください。原文には「中国・フィリピンは仕送りの要求がキツい」とありますが、年金制度のない国では子供が老親の面倒を看るのは当然なので、ベトナムでもそういうことがあると思います。ベトナムで年金があるのはエリート層だけ。ですから「キツい」とあるのは女性の気質に問題がある可能性が高いです。

ちなみに原文には「専業主婦以外になることは難しい」とありますが、そんなことはなく、その日本語能力に応じて働きに出ている人がほとんどです。また家族を呼び寄せ云々ということも書かれていますが、配偶者ビザでは兄弟姉妹・親類の呼び寄せはできません

そして日本語学校費用・生活費負担については、

授業時間は2コマ(90min×2)、月~土まで。授業料は、1ヶ月あたりに直すと8,000円程度。それプラス、アパート代(350$)と、会社辞めてもらった分の生活費(20,000円)、送金手数料を負担している。月に直すと、6万円程度かな。

とあります。授業料はミャンマーのほうが若干安いですかね。生活費負担が生じる場合は、女性の親類縁者にもあたってなるべく男性の負担が少なくなるように最大限努力いたします(ミャンマーでは親戚の家に居候するのはごくごく普通に行われています)。

さらに結婚手続き等もお客様がご自身でおやりになるなら、お代はいただきません。このへん「ミャンマー人女性との結婚手続きと結婚式について」のエントリをご一読ください。

ということで今回は以上です。

ちなみに件の男性はミャンマーとベトナムはよく似ていると考えているようです。

東南アジアで考えると、ミャンマーとベトナムは大変似ていると思う。(顔も似ている。)食文化は全く違うけど(ベトナムは日本人の口に合う唯一の国かも?)、性格、純粋さ、素朴さなどで似ていることがとても多いように思う

リンク先の情報は古くなったり、明らかに間違っている点も若干ありますが、かなり参考になるので一読をお勧めいたします。

読んだらクイックお願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活アドバイス・婚活応援へ
にほんブログ村

ミャンマー人女性・ベトナム人女性との交際マナー

固定ページにあったものを投稿に移しました。

1. 政治・宗教の話題はタブー


ミャンマーもベトナムも多民族・多宗教国家で、その政治状況は日本と比べものにならないほど複雑であり、人々の政治的立場も様々です。特にミャンマーは国民の90%が敬虔な仏教徒で、生活の隅々まで仏教の教えが浸透しており、僧侶は人々から大変尊敬されています。ですから政治を話題にすることや宗教を冒涜するような言動は厳に控えられるようお願いします。特にミャンマーは最近政変が起こったばかりですが、これに対する考えは千差万別・複雑怪奇であり、話題にすることも厳に控えるべきです。

2.女性の社会の批判はタブー


正直申しまして、ミャンマーやベトナムは日本に比べて“遅れた”面が多々あることは否めません(もちろん日本にはない魅力もありますが)。いちいち例を挙げていてはきりがありませんが、交際が進むにつれ、色々とわかってくることもあるでしょう……が、それを上から目線で批判すると、相手は自尊心を傷つけらることになりますので、そのような言動は厳に控えられるようお願いします。

3.性の話題はタブー


ミャンマーもベトナムも性に関しては非常に厳格な社会です。特にミャンマーでは仮に結婚前に男女の関係になった場合、女性が証人を5人立てれば法的に結婚と見做され、男女が同居した後に結婚を拒否した男性には最高懲役5年の実刑が科せられ、女性を妊娠させて結婚を拒否した男性には最高懲役7年の実刑が科せられるという法律もあります。ですから性を話題にすると人格そのものを疑われかねず、そのような言動は厳に控えられるようお願いします。

4.収入の話題はタブー


日本とミャンマーやベトナムの間には大きな経済格差がありますので、本人や家族の収入を聞かないようにお願いします。

5. 境遇に同情しない


日本にいるミャンマー人女性やベトナム人女性は過酷な労働に従事して大変な苦労をしている人が多いです。けれども彼女たちはそんな自分の境遇に自覚的で、「自分は母国では中産階級だけれど、日本との間には経済格差があるので、仕方なく下働きをしている」と考えており、惨めな気持ちでいるわけではありません。ですから安易にその境遇に同情すると嫌がれるので、そういう態度は厳に控えられるようにお願いします。

6.女性に対してはまめに、積極的に


ミャンマー人女性やベトナム人女性の恋愛観・結婚観は“to love just one man in my life”ですので、相手の男性にも自分に対する一途な気持ちを求めます。ですから交際中はSNSなどを利用して、毎日こまめに連絡を取るようにお願いします。そして女性から男性に積極的にアプローチするのは、はしたないこととされているので、自分からデートに誘ったり、電話をしたり、SNSで話しかけたりしてください(そうしないと振られる恐れがあります)。

7.身だしなみは清潔に


ミャンマー人やベトナム人は非常に階層意識が強く、ゆえに服装や髪、髭、爪などの身だしなみには日本人以上に敏感です。また入学式、卒業式、宗教儀式のときなどにはばっちり正装して臨みます。ですから身だしなみは清潔に整えるようにお願いします。

8.乱暴な口をきいたり、乱暴な態度を取らない


ミャンマーやベトナムでは人前で感情を露わにするのは、はしたないこととされており、そのような言動を取ると人格を疑われかねず、厳に控えられるようお願いします。

9.日本語は重要なコミュニケーションツール


日本語を学習しているミャンマーやベトナムの女性は日本オタク・日本語オタクといっても過言ではなく、日本語を教えてやったり、間違いを直してやったりすると大変喜び、愛情を育む契機にもなります。日本語を教えるというのは想像以上に面倒くさいものですが、こちらは女性の国の言葉ができない一方で、女性は高い授業料を払い、教師もテキストも十分とはいえない恵まれていない環境で寝る間を惜しんで勉強して日本語を修得、あるいは修得せんとしているのですから、きちんと教えてあげるのが礼儀であり、愛情であると思います。

10.女性の母国に関する知識を増やす


国際結婚の成功の秘訣の一つは男性が女性の国の文化・社会を理解することです。ということで、当HPにある「ミャンマー人女性・ベトナム人女性の一般的特徴」に挙げている参考文献に目を通して、ミャンマーやベトナムに関する知識を増やしていただきたいです。

以上です。何か質問があれば問い合わせフォームよりお願いします。

読んだらクイックお願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活アドバイス・婚活応援へ
にほんブログ村

私がミャンマー人女性をお勧めする理由

Twitterやnoteなどで男性の非モテ問題を論じておられるすもも氏の論稿を元に私がミャンマー人との結婚をお勧めする理由を語ります。なおこの非モテ問題は4~5年前にすでにネット界の一部で喧々諤々と議論されたものであり、すもも氏はそれを精緻な統計・データ分析によって補強したものと言えます。わたしもかつて旧ブログのエントリにまとめたことがあります。

女性の上昇婚・上昇婚志向


存知のとおり日本人男性の未婚率は上昇の一途を辿っており、今や30%に達しようとしています。

(出典:平成27年版厚生労働白書)

の大きな要因の一つが女性の上昇婚・上昇婚志向です。「上昇婚」という言葉を聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、要するに「自分よりも収入・学歴の高い異性を求める」ということです。

(出典:日本女性の上昇婚・上昇婚志向

しかも他国の女性に比べて勤労意欲が異常に低い日本人女性はこの上昇婚志向が世界でもっとも高く、さらに近年この志向が強まっています。男性を金でしか見ない女性が増えているということです。

(出典:舞田俊彦氏の2016年4月18日のツイート

(出典:「ATMにされたくない」婚活市場から撤退する男性たち

つまり日本人男性は異常な世界に生きている普通の人々といえるでしょう(ちなみに欧米にはカップル文化というものがあって、「いい年をした男女が恋人もいないのは、とても恥ずかしいことだ」という風潮がとても強いので、女性もある程度下方婚を受け容れるそうです)。

従来の婚活産業でも解決せず


の未婚率上昇に相まって、今世紀に入って婚活ブームが起き、かつては日陰者だった婚活産業がすっかり社会に定着しました……が、それでも未婚率の上昇はとどまることを知りません。

すもも氏は論稿の中で婚活に乗り出している女性のほうがそれ以外の女性よりも希望年収が高いことを指摘しています。こういうタイプの女性のほうが金でしか男性を見てないのですね。

結婚相談所大手ノッツェが未婚の会員を対象に実施した「恋愛・結婚意識調査」(2012)では、女性が男性に求める希望年収が「500万円以上」が56.9%。一方、内閣府が一般的な未婚者(20~49歳)を対象とした「少子化社会対策に関する意識調査」(2018)では希望年収「500万円以上」が46.0%婚活に乗り出している女性の方が希望年収が高いのである。

出典※下線、赤色は筆者)

ちなみに従来の結婚相談所の成婚率は10%ほどだそうです。

https://twitter.com/kikonmikon/status/1272861573460054017

また某国際結婚斡旋会社を利用してベトナム人女性と結婚したある男性は、以下のように従来の婚活産業の盲点を指摘しています。

結婚サイト(yahooやブライダルネット)を使用して知り合っていくと、とにかくこの様なサイトを利用する女性は、なんらかの「訳」があることに気付かされた…その女性側の「訳」なんだけど、だいたい、・結婚に行きそびれた。・結婚前提の付き合いできたが、いざこの年で捨てられたので、出会いがない。・オタク、変なマニア、趣味にこだわり有り・太め・仕事、学歴、生き方などのプライドが高い人・収入が有り自立心が強く、別にあせってないよ的な人・要求が強い人(年収、身長、学歴)・婿養子希望、または、今住んでいるところから離れたくない人

出典

女性は男性よりも異性をみつけやすいのに、婚活産業を利用しなければ見つからないような女性は訳ありなのも当然といえば当然……というわけで近年結婚を諦める男性が増加しており、ソロ社会を提唱する論客も現れました。まあ、人生いろいろ。別に結婚にこだわらなくても……とも言ってもられないのは未婚の男性は幸福度が著しく低いというデータがあるのです。

(出典:男性社会の幸福な女性たち

年を取れば、他の友だちは結婚して家庭を持ち、交際する機会も減って孤立を深めるというのは体感でもわかるところです。趣味に生きる……というのも私が老境に差しかかっていないのでわからないのですが、どうなんでしょうか?なんとなく虚しさを覚えるような気がします。

ちなみに独身男性は短命というデータもあります。

(出典:東洋経済オンライン「独身か有配偶かで異なる男女の「人生」の長さ

……ということで男性が幸せな人生を送り、長生きするためには結婚するしかないいうことになります。この点すもも氏の「未婚男性の孤立から考える結婚のメリット」という記事が大変参考になります。

発想と行動を転換しよう


してお見合いの風習がすっかり廃れてしまった今、男性は自力で結婚相手を見つけるしかありません。非モテ男性には誰も興味を持ってくれません女性はもちろんのこと、男性もまったく興味を持ってくれません。むしろ女性は年を取って性的魅力がなくなったり、母親になって男の子供を持ったりすると「非モテの辛さ」に理解を示すようになるので、女性のほうがまだましと言えます。

ここで私が言いたいことは以下の二つ。

1. 男性は非モテが通常運転

男性はモテないのが普通です。統計では半分以上の男性が生涯一度も女性から告白されたことがないそうです。思春期の頃を思い出してもモテた男性などクラスに数人で、みんな彼女一人作るのに四苦八苦していたはずです。ですからモテないからといってむやみに自分を卑下するのはナンセンス。衰えたりとはいえ、いまだ世界第三位の経済大国でいっぱしに生きている自分にもっと自信を持っていいと思います。40ヶ国を旅したことのある私に言わせれば、勤勉で真面目な日本人男性はグローバルスタンダードでは貴族階級です。

2. 婚活のステージを変える

従来の婚活産業で相手が見つからないのであれば、潔く結婚相手を見つける場所を変えましょう。時間と金の無駄です。男性も加齢とともに結婚相手としての価値が下がるので、早めの決断が肝要です。この点、すもも氏は自分が「上」になれる社会または男性の経済的地位の平等度が高い社会に移動することを提唱していますが、私はミャンマー人女性・ベトナム人女性をはじめとする東南アジアの女性を非モテ男性の結婚相手の選択肢の一つとして提示したいです。

ミャンマー人女性をお勧めする理由


ミャンマー人女性の一般的特徴のページと重なる部分もありますが、本稿に関係のあるところを抜粋して述べます。

1. 未婚率が高い

ミャンマー人女性の未婚率が高すぎる」のエントリでも再三述べておりますが、ミャンマーをはじめとする東南アジアは俗に「ヒモ体質の浮気性」と言われるほど男性が怠惰なせいで、女性の未婚率が日本以上に上昇しています。言い換えればそこには広大な婚活フロンティアが広がっているのです。

2.上昇婚志向が低い

ミャンマー人女性からすれば、たしかに日本人男性の経済的地位は高いのですが、中産階級に属する彼女たちは母国に帰れば絶対に食うに困らず、勤労意欲も旺盛で自立心も強いので、金やビザのために意に染まない男性と結婚する気などさらさらありません。そして何よりも家族を大切に考えるので結婚相手の選択の際は人格を重視して考えます。なお中産階級の女性であれば「日本人と結婚したら金持ちになれる」という勘違いはしておらず、現実を知っております。

3. 真面目な男性というだけで非モテ脱却

母国の男性が怠惰なせいで彼女たちは男性を多くを求めず①勤労意欲と②家族を大切にすることぐらいしか求めません。ということで平均的な真面目な男性であれば、それだけで彼女たちの心を掴むことができます。

4. コミュニケーションも問題なし

真面目な男性というだけでつかみはオッケーとはいえ、やはり彼女たちとて人並みに男性にリードされたいと考えています……が、デート場所は当たり前の遊興地・観光地、会話の話題に窮すれば日本語を教えてあげればオッケーです。日本語を教えるのはなかなか大変なのですが、四苦八苦しながら教えれば、そこに愛情と思いやりの気持ちを感じ取ってくれるはずです(とはいえできるかぎりでいいので女性が喜ぶ努力はしましょうね)。

ここで少し長いですが、すもも氏の「『男女間モテ格差』と『非モテ男性のつらさ』」に非モテ男性の独白が載っていたので引用いたします。

恋愛相談とは少し異なるのですが、僕は何度告白しても、女性と恋愛関係を結べずにいます。

僕が恋愛が出来ないのは女性との出会いが少ないからだと考え、女性と出会う回数を増やそうと、アプリで会えそうな女性を探しました。しかし、僕と会ってくれる人は現れず、結局「いいね」も貰えずアプリをやめました。

どうして「いいね」がつかなかったのかを考えて、僕に魅力がないからだと考えました。だから魅力を補うべく、遊んでくれる相手に食事をごちそうしたりして、金銭で魅力を補って洋服や恋愛のアドバイスを貰いました。

洋服をユニクロで揃えて、髪を切って髭を剃り。相席屋とかクラブ等に行ってみました。結果は何も変わらず、お金だけが消えていきました。

どうしてそうなったのかを考えた僕は、自身が女性に慣れていないからだと考えました。だから、僕は風俗に行って性経験をしてみました。彼女たちが僕の相手をしてくれるのは、彼女たちが応援しているホスト達の為に稼ぐ為であることを知って、僕は疲れてしまいました。

僕は、女性と性経験をして愛されたいです。僕は性経験の為に美しい女性を買う事が出来ます。しかし、その性経験には愛はついてこないのです。

僕は、恋愛結婚とは誰でもできるものだと思っていました。僕がされたような事は例外で、母親は育児放棄せずに子供を愛して、妻は夫を、夫は妻を愛するものだと思っていました。

僕はどうすればいいのかわかりません、神にもどうしようもない問題でしょう。

すももさん、僕に希望を、切り捨てられる少数にも幸せになれる希望を示して頂くことは難しいでしょうか?

長文失礼しました。

私の希望はミャンマー人女性です。

私も長文失礼しました。

読んだらクイックお願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活アドバイス・婚活応援へ
にほんブログ村

ミャンマー人の家族のあり方

お寺で教えていた子がすっかり日本語が上手になって、私を自宅に食事に招待してくれたことがあります。

忘れてしまいましたが何かの祭りの日……前夜に徹夜でモヒンガーというカレー味の麺類のスープを煮込んで、翌日、招待客をもてなすのが慣わしとのことです。こういう招待をうけると最近の私はまったく遠慮せずにさいさいと出かけていきます。笑ったのは前夜の夜中の3時頃、彼女から「先生、今作っています」とメッセージが入って、煮込んでいる途中のモヒンガーのスープをの写真を送ってきたことです。本当に徹夜で煮込んでいるんだ……その写真からはぐつぐつ煮込む音が聞こえてくるようでした。

して当日、待ち合わせ場所からバイタクに乗ること10分程度、彼女の自宅に着きました。ヤンゴンの郊外にあるこじんまりとした民家です。借家で家賃は日本円にして1万円程度のこと……まあ標準ですかね。

中に入ると人がたくさん 。どうやら親戚や近所の人々がわんさか集まってきているようです。でも普段でもこの家には10人くらいが住んでいるとのこと 😯 ……寝る時は二階でみんな雑魚寝しているようでした。

そしてモヒンガーは絶品でした。今まで食べたモヒンガーで一番美味しかったんじゃなかろうか……店に出してもいいくらいです。他にもおかずがたくさん。でもミャンマーでは出された食事を全部食べる必要はなく、好きなだけ残していいのです。

事している間、いろいろな人を紹介されましたが、その中に彼女のお姉さんがいました。なんでも悪名高い某県の繊維工場に実習生として派遣されたのですが、この記事にあるように法律違反の長時間・低賃金の待遇で働かされ数ヶ月でミャンマーに戻ってきたのだとか。残ったのは日本円にして100万円ほどの借金の山……彼女も日本語の勉強を中断して家族総出で働いて返したそうです。そして借金を全額返済した後、彼女は日本語の勉強を再開して介護士として日本に行けるようがんばっています。「あいうえお」しか言えなかった彼女がそんな大変な境遇をまだ若干たどたどしくも日本語で説明してくれると感慨深いものがありますね。

して家にはもう一人、お父さんがいました。なんでも20数年前に結婚してすぐ体を壊して以来、まったく働かず家族に養ってもらっているようです。日本なら離婚されるか家の隅っこで小さくなっているものですが、彼は家長として堂々と振る舞い、私に食事やお茶を勧めてきました。このへん男性を立てる、家族で支え合うというミャンマーの家族のあり方がよく表れていると思います。男性をATM代わりにするなどミャンマーでは考えられないことです。

帰りは彼女にバス停まで送ってもらいました。それまでの間、彼女は介護士として日本で働き、そのお金で両親のために家を買うのが夢だと朗々とした口調で語ってくれました。彼女の夢が実現するように私も「先生」として少しでも助けになりたいと思います。

読んだらクイックお願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活アドバイス・婚活応援へ
にほんブログ村

女性たちの学力について

女性の平均学力

まずミャンマーもベトナムも日本より平均学力は低いです。ただこの記事によると、ベトナム人の平均学力はアメリカ・カナダ並みにあるようで、たしかにミャンマー人と比べるとベトナム人のほうが学力が高いように感じます(ただミャンマーは地方の少数民族の人々がミャンマー語を理解しないので、平均値を下げている部分はあると思います)。ただしその差は、一昔前の日本と韓国ぐらいもので、”追いつける差”のようにも感じます。

学力や学歴なんて重要じゃないと思う方もいるでしょう。それは平均学力の高い日本ではあながち間違いではないかもしれません……が、世帯収入で平気で二、三倍差がつく途上国では事情が違い、社会適応力に差が出てきます。これが私が東南アジアの女性であれば中産階級以上の女性をお勧めするゆえんです。

あらためて中産階級の女性との結婚をお勧めする理由

学力が低いとはどういうことかというと、時間という縦軸と地理という横軸がいずれも短く、自分だけの小さな価値観・世界観でしかものごとを考えられないということです。簡単に言えば短期的にしか物事を考えられず、視野が狭いということです。東南アジアの特に男性がすぐにばれるような嘘や言い訳をするのは、その表れ。また「途上国の貧しい子供たちは目がキラキラ輝いている」という物言いも、せいぜい明日の食事のことくらいしか考えていないからだと思われます。

とはいえ学力は後天的なもの

けれども学力が低いと言っても、いわゆる「頭が悪い」というわけではありません。知性=OS、知識=アプリだとすれば「OSの性能は悪くないのだけど、アプリが乗っていない」つまり「知性は低くないのだけど知識がない」というのが彼女たちの現状です。ということでアプリをダウンロードしてインストールすれば、つまり勉強や生活する中で知識を蓄えれば、自ずと問題は解決すると思います。知性は先天的なものですが、知識は後天的なものです。ということで私は仕事などで彼女たちに何か指示をする時は、まずは大枠を述べ、それから具体的な指示を出すようにしています。この仕事は会社全体の業務の中でどういう意味があるのかを理解してもらうためです。こういうことを繰り返していけば、自ずと彼女たちの価値観・世界観は広がっていくと思います。

また子供の教育については母親が大きな役割を果たすので気になるところですが、ミャンマーもベトナムも学歴や資格が日本以上に物を言う社会なので、あまり心配していません。キッチンテーブルで母親がテキストを広げて日本語の勉強をしていれば、自ずと子供にも勉強の習慣が身につくかな?と思います。

日本語能力

次に肝心の女性の日本語能力のお話。

やはり交際前に女性と十分コミュニケーションしたいのか、日本語能力の高い女性を希望する男性は多いです(逆にまったく気にしない方もいますが)。そこで実際の女性の日本語能力はどの程度のものなのか、日本語能力試験(JLPT)のレベルを参考にしてお話しします。

まずN1ですが、さすがにペラペラです。が、やはり漢字の壁は厚く、新聞をスラスラ読めるというわけにはいかないようです。あれだけ一生懸命勉強しても、読み書きの段階でネイティブのようにはいかないと思うと、ちょっと不憫ですね。

次にN2。一昔前まではN2に合格するミャンマー人はほとんどいなかったそうなんですが、今は20代のうちに合格する人がザクザクいます。参考までにN2取得者が書いた文章を載せておきましょう。

辞書を引きながら書いたものだと思いますが、”あっぱれ”と言いたくなるぐらい上手です。

N2を教えるためにはN1レベルの日本語をほぼ完全にマスターしていなければなりませんが、現状、そんなミャンマー人はほとんどおらず、皆、独習してN2を取得しています。だから私も時々質問されるのですが、これが本当に難しい。参考までにこのあいだN2の友人が送ってきた問題を載せておきましょう。

わかりますかね?私、わからなかったのでネットで調べて、最終的に日本語教師ではなく日本語の研究者のコメントに当たって解決しました。

次にN3。これが一番多いですね。一応、日常会話レベルということになっています。参考までにまたN3の友だちが書いた文章を載せておきましょう。

一応、書けていますが、まだ自然な日本語が身についていない感じです。少しずつ直してやればどんどん上達して行きます。この子には3年前初めて会った時はまだ「あいうえお」しか言えなかったので、ここまで上達するとは感慨深いです。

そしてN4以下となると挨拶以上の会話は困難となります。実習生の日本語能力の用件は”N4相当”で、日本語能力試験のN4に合格しなくても送り出し機関が課したN4のテストをパスしたら来れるので、このレベルの日本語で日本に滞在している外国人もたくさんいます。

ただコミュニケーションができないから諦めるというのは少しもったいない気がします。言葉などどうせいずれ取得するもの……性格など言葉が多少通じなくてもなんとなくわかるものです。また言葉が通じない時にお互いどんな努力をするかで愛情を推し量れる部分もあります。

ミャンマー人やベトナム人の日本語学習者の学習意欲は、おそらくみなさんの想像以上に高く、教えてやればかなり感謝されます。私が「ミャンマー人女性・ベトナム人女性と交際する時のマナー」のエントリで日本語は重要なコミュニケーションツールと言っている所以。共通の話題がなくて困っても、日本語を教えているうちに心を通わすことができます。

また女性の母国語を勉強するのもかなりの好印象を与えます。まだ旅行会話レベルですが、私もミャンマー語を勉強しているので、こちらを参考にしてください。

ミャンマー語のお勉強

読んだらクイックお願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活アドバイス・婚活応援へ
にほんブログ村

ミャンマー人女性の未婚率が高すぎる

 

(出典:大和総研グループ~ミャンマー人女性をめぐるトレンド(1)(2)

図1はASEAN諸国の35~39歳の女性の未婚率を示した図です。これによると、データは2000年までしかありませんが、ミャンマー人女性の未婚率は18.6%。タイやフィリピンはおろか、日本やシンガポールよりも高い数値です。ちなみに図にはありませんが、2000年の時点でベトナム人女性の未婚率は17%で、やはり高い数値を示しています。いずれにしろ両国とも未婚率は上昇の一途を辿っており、その必然の結果として出生率も下がり続けています。

その理由は単純明快、両国とも俗に「ヒモ体質の浮気性」と呼ばれるほど、男性があまり勉強せず、あまり働かず、おまけによそに女を作り、女性が愛想を尽かしているからです。例えばミャンマーの大学進学率は10%ほどですが、その男女比は3:7、また国家公務員の50%(管理職の40%)学校の先生の80%、大学の先生の80%、医師の80%が女性となっていて超女性優位社会となっています(ベトナムはややましな印象です)。そしてもちろん教育水準が高いほど女性の未婚率は高く、正確なデータはないのですが大卒女性の3分の2が独身と言われており、猫も歩けばバツイチ女性、シングルマザー、妙齢の独身女性に当たると言った状態です。

ミャンマーに限らずアジア人男性は嫉妬深い。とてつもなく嫉妬深い。タイでは他の男が自分の彼女をナンパしてきたという理由で殺人事件も起きている。女性に対する考え方が「物」に近いのかもしれない。一方で、自らにはとてつもなく甘い。平気で二股、三股をしているのである。ミャンマーでもそうした話には枚挙に遑がない。その結果、ミャンマーの未婚率はアジアでもトップクラスに高い。独身を貫くミャンマー女性が多いのである。意外と早く人口ボーナスが終わると言う理由もこうしたことが背景にある。未婚を貫く理由は「男は荷物だ」ということらしい出典

ミャンマーでは生涯独身を貫き両親の世話をする女性は「孝行娘」と世間から称賛を浴びせられるという話がありますが、これは戦死者に勲章を授けて”名誉の戦死”とするがごとくたぶんに美化された話で、彼女たちの本音は「真面目な男性と結婚したい」というものです。

そして母国の男性の質が低いことから彼女たちは男性にあまり多くを求めず、①勤労意欲があり家族を大切にする男性であれば好意を持ってくれる可能性が高いのです(もちろん、これは「つかみはOK」という話で、男性には人並みに女性をリードすることが求められます。参考:「非モテ男性VSミャンマー人女性」から「非モテ男性&ミャンマー人女性」へ)。この点世界一上方婚志向が高く自分よりレベルの下がる男性とは絶対に結婚しようとしない日本人女性とはだいぶ事情が違います

実際、ミャンマーではまるでモデルのような美女(スタイルがいいので)の相手が、日本でだと公務員・事務職・専門職に就いてそうな真面目な優男風の男性が多いです。またミャンマー人女性と結婚している日本人男性も判で押したように優男風が多いです。

日本ではいまいち女性の人気が薄い優男風男性ですが、ミャンマー人女性との相性は大変いいのではないかと考えております。

【追記】

ベトナムの経済成長に伴い、ベトナムの出生率が1.8から2.0に回復しました。ちょっとチャンスが減りましたね。

国際結婚業界の見通し(2021年9月2日加筆修正)

読んだらクイックお願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活アドバイス・婚活応援へ
にほんブログ村

国際結婚の離婚率が7割というのは嘘

旧ブログの同タイトルのエントリのリライトです。

エントリは2017年の3月に書いたものですが、それから3年経ってようやく離婚率3割の嘘が世間にも浸透したようで、「離婚率/嘘」でググると関連記事がザクザクと出てきます。

この3割という数字をどう算出したかというと、

という数式で算出しているようです。

例えば厚生労働省の平成27年(2015)人口動態統計の年間推計によると、2015年の婚姻件数は63万5000組、離婚件数は22万5000組。これを上の数式に当てはめると離婚率は約35%になります……が、この数式がおかしいのは「その年に離婚」した人は「その年に婚姻」したとは限らず、「その年」の前から結婚している人も含まれるということです。分母は「その年」の全婚姻世帯数じゃないとおかしいですね。

ちなみに厚生省は以下の数式で離婚率を算出しています。

これによると2015年の離婚率は1.5。つまり1000人に1.5人の割合でしか離婚していないことになります(この数字も分母に未婚の人を含んでいるので、いまいち実感に沿わない数字ですが)。そしてここなんかによっても、離婚率は年々低下傾向にあります。

して国際結婚ですが、これも分母にその年の国際結婚件数、分子にその年の国際離婚件数を取って、ありえない数字を弾き出している方が多いようです。

ちなみに平成22年の国勢調査によると、この年に国際結婚をしている夫婦の数は704641組、そして厚生労働省の人口動態統計の第1-42表 離婚件数,年次×夫妻の国籍別によると、平成22年(2010年)の国際離婚件数は18968件。ということで分母に国際結婚をしている夫婦の数、分子に国際離婚件数を取って国際離婚率を算出してみると、約2.7%となります。

たしかに日本人同士の夫婦よりも高い数字ですが、国際結婚が言葉や文化・風習の違いを乗り越えなければならないものであることを考えれば、決して高い数字とは言えないでしょう。

誤解のないようにしてもらいたいものです。

読んだらクイックお願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活アドバイス・婚活応援へ
にほんブログ村

いわゆる”仕送り”について

国際結婚をするうえで避けては通れない仕送り問題についてご説明します。

仕送りと言うと、男性が稼いだお金を女性の家族の元に送金することをイメージされると思います。実際、ミャンマーには年金制度がなく、老親の面倒は子供が看ることになっているので、彼らへの送金は必須となります(老後にお寺に入って瞑想に耽る日々を過ごす方もおられますが)。またミャンマーでは、冠婚葬祭だけではなく、就学・就職・開業などの際に親族から借金をするということが一般的に行われています。ですからミャンマー人女性と結婚する以上、こういった仕送りから逃れることはできないでしょう。

が、男性からしても、いくら日本とミャンマーの間に経済格差があるとはいえ、無尽蔵に金があるわけでもなく、また子供が生まれれば養育費・教育費が嵩むでしょうから、毎月数万円持っていかれるのは経済的負担が大きいと思います。

ということで私は女性が登録する際に日本の物価の高さと出費の大きさを説明して、家族へ送金するお金は自分で稼いでくださいと伝えております。実際、N4レベルの日本語を習得すれば日本での就業は可能で、私の知り合いの日本人男性と結婚しているミャンマー人女性には、パートに出たり、日本・ミャンマー間で小規模な輸出入業を営んだり、ミャンマーに飲食店を出店したり、ミャンマーで不動産を売買したりしている人が多くいます(逆に日本語の習得が不十分な間は男性の収入から文字どおり仕送りをお願いする場合もあります)。また日本語能力が著しく高く、東京などの大都市に住んでいる女性の場合は、日本・ミャンマー間で事業を行っている企業でオフィスワークに就くことも可能です。

そして仕送りの金額については、実習生が毎月10万円くらい家族に送金しているので、同額くらいを希望する女性が多いのですが、それは毎日長時間働いて爪に火を点すような生活を送ったうえで送れる金額だと説明したうえで、毎月500,000チャット(約4万円)は可能と伝えてあります。ただこれは初期設定みたいなもので、結婚後は夫婦で相談して決め、金額は時期によって上下することになるでしょう。また月額いくらと決めても毎月送金するのでは手数料がもったいないので、実際には半年に一回程度の送金になると思います。 また大卒の女性と高卒の女性を比べると、大卒の女性のほうが経済力のある家庭出身であることが多いので、送金額は比較的少額になると思います。

……と色々申しましたが、日本人男性・ミャンマー人女性の夫婦にお話しを伺うと、金銭問題でトラブルを起こしている家庭は見当たりません。皆、夫婦で相談したうえで、奥さんの稼いだ金から無理のない金額を不定期に送金している感じです。結局、日本人同士の人間関係と同じで、こういうことを繰り返しながら、二人の「間合い」みたいものを築き上げていくしかないのでしょう。 また逆に言えば、女性の家族と円満にやっていければ、たとえ無年金でもミャンマーで老後をつつがなく過ごせるということでもあります(笑)。

以上です。ご質問がありましたら、なんなりとどうぞ。

読んだらクイックお願いします↓

にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活アドバイス・婚活応援へ
にほんブログ村