政府がAI婚活を後押しするそうです

朗報です。「政府がAI婚活を後押し、希望合わなくても『自分に好意抱く可能性ある人』提案」というニュースが流れています。長らく日本の出生率は1.4前後を推移していましたが、昨年度は1.36に落ち込み、今年はさらに落ち込むことが予想されるということで、いよいよ政府が本腰を入れてきたということでしょう。

このAIシステムの要旨は二つ。①年齢・学歴・年収などの希望条件と合致していなくても、趣味や価値観などの質問への回答やシステム内の検索傾向などをもとに「自分に好意を抱く可能性のある人」を割り出して提案することが可能ということと②1~2万円というリーゾナブルな価格でサービス提供が可能ということです。

まず②ですけど、これは間違いなく朗報。そもそも縁結びというのは企業活動に馴染むものではなく、ゆえに国内結婚斡旋会社は登録者が成婚せずに長く婚活市場を漂ってくれるような戦略を取り、当社を始めとする国際結婚斡旋会社は結構高額な成婚料を頂戴しているというわけです。けれども「国際結婚斡旋会社の料金が高い理由」のエントリにも書いたとおり、いわゆる婚活業者に大金持ちが皆無ということからもわかるとおり、これは別に暴利を貪っているわけではなく、ある程度合理的な戦略なのです……実は私も自分で価格設定しておきながら成婚料については「高いなー」と常々思っていて、内心「公務員として雇ってくれないか?」なんて思うこともあります(苦笑)。

けれども①「自分に好意を抱く可能性のある人」を割り出して提案することが可能というのはどうでしょうか?婚活市場は性的魅力の価値が減じるだけ恋愛市場より女性の価値が下がりますが、それでも最終的には男性が女性のYesを引き出す必要があり、それはAI判定でも変わるところはなく。そもそも「日本人男性は結婚できなくなったのか?」のエントリなどで再三述べているように男性が結婚しにくくなったのは女性の上方婚志向が原因ですが、AI判定はこれを解決するものではありません。なんとなくですけど、従来の婚活業者が遠慮して言わないような身も蓋もない厳しい現実をAIが男女に突きつけて、パソコンの前で真っ青になったり、怒り狂ったりという阿鼻叫喚図が目に浮かびますが、考えすぎでしょうか?

ということでAI婚活は従来の婚活産業の延長線上にあるものでしかなく、メリットがあrるとしたら②1~2万円というリーゾナブルな価格でサービス提供が可能ということだけで現状は大きく変わらないような気がします。結局、婚活市場に供給されるプレーヤーが変わらなければ何も変わらないということであり、この点、私はミャンマー人女性やベトナム人女性などの東南アジアの女性を加えて、選択肢の幅を広げようと再三申し上げているのです。

ちなみに国内結婚斡旋会社の成婚率は10%ほどだそうですが、同業者の方によると国際結婚斡旋会社の成婚率は80%ほどになるそうです。常識的な日本人男性であれば必ず相手は見つかります。

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