国際結婚は下方移動ではなく平行移動

昔、男女問題について過激な発言を繰り返し、最終的には凍結を食らったeternalwind(通称エタ風)さんというアルファツイッタラーの方がおりました。

発言から察するに私より少し年上、”活躍”当時おそらく40代半ば、システムエンジニアをやっていて年収600万円ほど、独身でアニオタ、容姿は広島、阪神で活躍した金本知憲似、ご両親とお姉さんと川崎の某公団で育ったそうです。

で、そのエタ風さんが言っていたのですが、彼の周囲には40代の独身男性ばかり、それなのに誰一人婚活などしておらず、のほほんとしていて、それでも「いつかは結婚できる」と信じこんでいるんだそうです。

また昨今ツイッターで男女問題に関して鋭い発言をしているナンパ師の織田三郎さんは、宮崎アニメの影響について以下のように言及していました。

私を含め40歳以上の日本人は「ナウシカ」「ラピュタ」「トトロ」をはじめとする宮崎アニメに馴染み、有形無形の影響を受けていると思います――そこで私が思い出すのは件の「天空の城ラピュタ」の冒頭、シータが飛行石を光らせながら空から降ってきて、パズーの腕の中に収まるシーンです。

みなさん、真面目に働いていれば、いつか空から可愛い女の子が降ってくると思っていませんか?

そ ん な わ け な い で す!

結婚相手の女性というのは、死が二人を分かつまで寝食を共にして、一緒に子供を育てていく異性なわけです。基本。そんな相手がせめて人並みの努力なしで見つかるわけがないのです。

問い合わせを受けた特に40歳を超えた男性を見てちょっと気になったのは、みんないつまで経っても若い気持ちでいることです……いや、実際若いですよ、今の日本人の40代って。私の父親世代よりも10歳は若く見えるんじゃないでしょうか?

でもですね、40歳はやはり40歳、45歳はやはり45歳なんです。この事実は誰にも否定できません。そして45歳を超えてしまうと、婚活市場をミャンマーやベトナムなどの東南アジアまで広げても、中産階級の結婚適齢期の女性の選択肢は狭まってしまいます。Q&Aには「大卒女性は15歳上、高卒女性は20歳上が許容範囲の限度」と書いてありますが、これは日本人が若く見えるからであり、本当はそれよりも5歳下が限度というのが実情です。上記の許与範囲限度の男性を紹介すると、女性は「えー」という顔をして、年若の写真を見せるとようやく納得するという感じです。逆に言えば歳相応だと断られる可能性が高いです。

そして経済的要求はむしろ日本人女性に比べても低いとなると、日本人女性で見つからないから外国人女性というのは良いにしても(東南アジアの女性だって最初から外国人と結婚したいという人はいません。あくまでも次善の策です)、それは下方移動ではなく平行移動であるとうことを認識しなければなりません。つまり東南アジアの女性なら簡単に見つかるだろうという気でいると痛い目にあうということです。”離婚はご法度”というのを宗教や社会に叩き込まれているので、彼女たちが心重視というのは誇張でもなんでもなく、本当にそうです。実際、社会的地位や年収は十分でも年齢差があったり、性格的に合わなかったりすると、女性から断られる案件は発生しています。

だから、というわけでもないのですが、45歳を超えた男性の方は、自分の理想を100%満たすような女性に出会うのは至難の業であり、多少の妥協は必要だと思います。以前、申し込まれてきた男性で、それはそれは好人物だったのですが45歳を超えていて、それでもなんとか30代前半の大卒女性とお見合いの約束をするところまでのですが、男性の要求が「そんな女性この地球上にいるのか?」と思うほど事細かく、結局、実現しなかったということがありました。社会的地位も収入も立派で、好人物なのですが、いや、だからこそ妥協ということができなかったのでしょうが、そうしないとずるずると時は過ぎていき、お金と時間を浪費するだけだとけではないでしょうか?

家族計画を考えれば男性も30歳くらいで結婚したほうがいいです。早めの戦略転換が大事だと思います。

最新の国際結婚事情はこちらのエントリをどうぞ。

国際結婚業界の見通し(2021年9月2日加筆修正)

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