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名誉毀損の慰謝料請求訴訟で勝訴いたしました

※8月23日加筆修正しました。

名誉毀損の慰謝料請求訴訟を提起しました

■この度、Facebookで私を誹謗中傷した東京在住のミャンマー人男性に対する名誉毀損の慰謝料請求訴訟にて勝訴いたしました。7月9日に名古屋地裁の一審」判決が下り、8月6日に双方控訴せず判決が確定しました。

■慰謝料額は約200万円……この手の訴訟としては結構高額です。以前まではせいぜい数十万円が相場だったようですが、最近では被害の甚大さに鑑みて裁判所もこれくらいの額の慰謝料を認めるようになったようです。

■ちなみに被告のミャンマー人男性は答弁書も提出せず、公判にも出席せず、日本の法秩序と法制度を愚弄する態度に終始しました。彼が慰謝料を支払わなければ刑事告訴することも検討しております。

■またこの事件に関連して私のマイナンバーを漏らした人物がおりますが、これについても引き続き警察に捜査を依頼しております。繰り返しになりますが、ハッキングでもなくマイナンバーが漏洩するのは非常に稀なケースで、マイナンバーの漏洩は場合によっては最高懲役年または最高罰金200万円の重罪です。

以上です。また何か事態に進展があればご報告いたします。

ご尽力いただいた弁護士の先生、ありがとうございました。

そして一年半耐えた自分もよくがんばった。自分で自分を褒めてあげたいです☺

 

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名誉毀損の慰謝料請求訴訟を提起しました

Facebookで私を誹謗中傷した東京在住のミャンマー人男性に対して総額約500万円の慰謝料請求訴訟を起こしました。

事件の経緯

  1. 2018年10月、Facebookの匿名アカウントを使ってミャンマー語で私の顔写真入りの誹謗中傷投稿が、ミャンマー人の日本語学習者が集うFBグループに複数掲載され広く拡散しました。

↓こちらが誹謗中傷文の全文日本語訳です。

在日ミャンマー人男性による私に対する誹謗中傷文日本語訳全文公開(旧ブログ)

同居のミャンマー人女性の恋人と国際結婚斡旋業を営み60歳の日本人男性を若いミャンマー人女性に紹介し42人の若いミャンマー人女性を日本に連れてきた……という失笑ものの内容ですが、インターネットが十分普及していないところにいきなりスマホが登場したということで、ネットリテラシーが未熟なミャンマー人では信じてしまう人も多く、各投稿はざっと3千シェアほどされ、私の顔と名前はミャンマー人の日本語学習者に広く知られるまでになりました。

なお件の投稿者は私のFB友だちに潜入して私の写真をコピーしたものと思われます。

2.  これに対して私はFB上にミャンマー語で反論文を掲載。その中で私は「中傷記事を削除して謝罪するならこの件は水に流す」と投稿者に呼びかけました。

3. けれども件の投稿者はその警告を無視して再度同文の中傷記事をFacebookに複数投稿。今度はミャンマーのサーバーを使ったブログに中傷記事を掲載し、そのリンクをFacebookに貼るという巧妙やり方でした。これもミャンマー人の間に広く拡散しました。

4. 2019年6月、三度、同文の中傷記事がまたブログのリンクを貼るというやり方でFacebookに複数投稿され、広く拡散しました。

マイナンバー漏洩

またこの事件に関連して2018年11月、事件関係者(ミャンマー在住のN4レベルのミャンマー人と名乗っていました)がMessengerで私にコンタクトを取ってきて、私の名前、住所、電話番号、マイナンバーを晒すという事件がありました。警察、弁護士、区役所に問い合わせたところマイナンバーが他人に漏洩することは通常考えられないとのことで、みな非常に驚いていました。またマイナンバーの漏洩は場合によっては刑事罰の対象になります。

マイナンバーが漏洩した時の罰則は?

これについても既に警察に報告済みです。

裁判の経緯

  1. まずFacebookに対して投稿者のIPアドレス開示請求をしてこれに勝訴しました。この際、在日ミャンマー人がミャンマー語で日本人を誹謗中傷したということで、日本の裁判所に管轄権があるかが争点になりましたが、件のFBグループは在日ミャンマー人も多く利用していることを主張してこれが認められました

 

2. IPアドレスの開示により、投稿者はKDDIの回線を使っていたことが発覚し(auで契約したスマホを使って投稿したものと思われます)、今度はKDDIを相手取って契約者(投稿者)の個人情報の開示を求める訴訟を起こして、これにも勝訴しました。

3. 契約者(投稿者)の個人情報開示され、この度ようやく名誉毀損の慰謝料請求訴訟を起こす運びとなりました。ここまで一年半以上の歳月と100万円以上の訴訟費用がかかっています。

最後に

ネットで誹謗中傷された場合の対処については↓こちらに詳しいです。

日本語教師Wiki – 様々な問題への対処 – ネットの中傷被害

ちなみにFacebookには件の誹謗中傷投稿の削除を求めましたが、まったく対応してくれませんでした。

また訴訟を起こすまで時間と多額の費用がかかりましたが、ここに来てようやく政府が事態の改善に乗り出したようです。

ネット中傷の投稿者の情報開示 総務省が見直し検討

ということでネットで誹謗中傷された方々は泣き寝入りせずに法的手段を取ることをお勧めします。おりしも有名な芸能人の方がネットの誹謗中傷に耐えかねて自殺されましたが、このような行為が許されていいはずもありません。

この訴訟がそんな方々の一助になることを祈って筆を置きます。

長文・乱筆失礼いたしました。

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誹謗中傷文日本語訳全文

旧ブログのエントリをリライト。誹謗中傷記事の投稿があったのは2018年10月、執筆したのは2020年5月です。

本文

東京に来てから一年後、私は日比谷公園で行われた東京ダジャン祭りに行きました。そこで私はミャンマーの服を着てボランティアとして働く日本人男性に出会いました。私は他人が捨てたゴミを拾って回る彼を見てとても感心しました。他にもそんなことをしている日本人はいましたけれど。その後、友人に紹介されて私は彼と話しました。以来、私は彼に好印象を抱いていました。

しばらくして私は日本語学習初心者が書いたものの間違いを直している日本人のFacebookアカウントに気づきました。彼のやっていることに興味を持って、アカウントをチェックしてみると、例の彼でした。私はなぜ彼がそんなにミャンマー人に固執しているのか少し不思議に思いました。そして彼の意図が知りたくなり、彼のFacebookでの活動を監視し始めました。

私は彼が日本語を勉強し始めたミャンマーの若者たちと友だちになっていることを知りました。また彼はミャンマーを訪れた際、無料で日本語を学べる場所を訪れ、そこでも友だちを作っていました。私の友だちも彼と友だちになったと言っていました。彼は若い女性を含めたたくさんのミャンマー人と友だちになり、Facebookの友だちに加えていました。彼は日本に関する知識をシェアすることによって、日本に好感を持っている人々をターゲットにしていました。その後、私は彼が「日本の音楽と言葉を一緒に学ぼう」という名前のFacebookグループを作っていることを知りました(実際の名前は私の記憶とは少し違うと思いますが)。彼はそのグループで日本の漫画や音楽をシェアしていました。後で彼はグループの名前を変え、アカウントも英語の名前からミャンマーの名前に変えました。

日本語の勉強を始めた人は皆日本人の友だちを欲しがっています。彼はその弱みにつけこんで、徐々に(1)ミャンマーの若い女性を日本の年配の男性に紹介する結婚紹介所の仕事を始めました。一度、(2)彼は私の女友だちに60歳の日本人男性とその職業を教え、もしも彼に興味があったら登録用紙に記入して送り返すように頼んだメッセージを送ったことがあります。また彼は彼女に日本人男性との結婚に興味のある他のミャンマー人女性を紹介してくれとも頼みました。

そのメッセージを見た時、私はこの件に関して私が知っているのは彼女だけだけれど、同じような目にあっているミャンマー人女性が他にもたくさんいるだろうと思い悲しくなりました。また数週間前、私は(3)彼が42人の若いミャンマー人女性を日本に連れてきたという話を友だちから聞きました。そして彼のFacebookアカウントをチェックしてみると、(4)彼がアジアの貧しい国々を多数訪れ、恐らくは説得が容易という理由でミャンマー人女性をターゲットにしていることを知りました。

お金持ちの日本人や欧米人と交際している若くて可愛い日本人女性はたくさんいます。とすれば、このような結婚斡旋会社を利用するのがどのような人々かおのずとわかるでしょう。常識で考えても、そのような人々がミャンマー人女性を本気で愛しているわけではなく、安手の恋人として考えているだけだということは明らかです。問題は皆お金が大好きで、自分を犠牲にしてでも家族を援助することしか考えていない若い女性がたくさんいることです。結婚したら人生が変わると思っているところが彼女たちの思い違いです。

日本には一生懸命働いて日本人配偶者を養うしか選択肢のない外国人がたくさんいます。お互いに本気で愛しあえば、人種・宗教に関わりなく自由に結婚できます。それは彼らの権利であり、それについて私はとやかく言いません。しかしこの問題はそれとは違います。祖国から来た若い女性たちが性的奴隷のように扱われていることが私は悲しいのです。私は彼女たちのことを自分の妹のように思っていますから。 日本人と結婚して得られる唯一の利益は家族ビザをもらえることだけで、専業主婦になってミャンマーの家族を援助するという期待は望むべくもありません。ほとんどの日本人男性はただのサラリーマンです。日本とミャンマーとの間の為替レートの差のせいで、彼らの収入は大金のように思えるかもしれませんが。

また遊ぶ時、食事をする時、ホテルに行く時でさえも、日本では恋人同士が割り勘をするのが一般的です。彼らはお互いに支払いを持つということは決してありません。日本人男性が支払いを持つと言う時は女性に対して下心のある時ですから、気をつけてください。また私の知る限り、日本人男性と結婚して金持ちになった女性はいません。結婚しても彼女たちは仕事をしており、仕事をしないとトラブルに巻き込まれると思います。

現在彼には一緒に仕事をしているミャンマー人女性がいますが、私は彼女のことを残念に思います。ミャンマー人女性たちには思慮深く行動して彼らに惑わされないようにしてもらいたいものです。 先日、私は××という彼のもう一つのアカウントを見つけました。(5)彼の本物のアカウントは削除されたか停止されたようです。(6)彼のために働いているミャンマー人女性は彼と一緒に住んでいる彼女です。今後彼がビジネスをさらに大きく展開していくのなら、私はまた彼らの情報をみなさんに伝えるつもりです。

私に関する虚偽の事実

1.ミャンマーの若い女性を日本の年配の男性に紹介する結婚紹介所の仕事を始めました。

私はASEANの若く貧しい女性を年配の日本人男性に紹介する従来型の国際結婚斡旋会社ではなく、日本・ミャンマー双方のミドルエイジの男女を結び合わせるべく会社を興しました。その旨はQ&Aの最初にも書いてあります。

2.彼は私の女友だちに60歳の日本人男性とその職業を教え、もしも彼に興味があったら登録用紙に記入して送り返すように頼んだメッセージを送ったことがあります

60歳の日本人男性をミャンマー人女性に紹介した事実はありません。2020年5月の時点で60歳の男性からの申し込みを受けたことすらありません。

3.彼が42人の若いミャンマー人女性を日本に連れてきた。

そんな事実はありません。42人という半端な数字は一体なんなんでしょう?

4.彼がアジアの貧しい国々を多数訪れ、恐らくは説得が容易という理由でミャンマー人女性をターゲットにしている

私がバックパッカーをやったのは15~16年前の昔の話で、東南アジアだけではなく、ロシア、東欧、中東、南アジア、中国を訪れています。その際ミャンマーも訪れましたが、当然、当時は国際結婚斡旋会社を興すことなど毛頭考えておりませんでした。

5.彼の本物のアカウントは削除されたか停止されたようです。

いいえ。2020年5月の時点でこれまで私のFBアカウントは削除されたことも停止されたことも一度もありません。現在も使用しております。ちなみに被告のミャンマー人男性が誹謗中傷に使ったアカウントは昨年の5月に削除されております。

6.彼のために働いているミャンマー人女性は彼と一緒に住んでいる彼女です

過去・現在にわたり私にミャンマー人女性の彼女・配偶者がいたことはなく、もちろん同居もしておりません。

以上

名誉毀損の慰謝料請求訴訟を提起しました

名誉毀損の慰謝料請求訴訟で勝訴いたしました

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